第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞により急激な景気減速を余儀なくされることとなりました。新型コロナウイルス感染症と共存する状況が続く中、米中貿易摩擦の長期化などの下振れ要因も併存し、世界経済の先行きは不透明感を増しつつあります。

 当社グループにおきましても、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国家間の往来制限などにより海外案件の対応に深刻な影響が出ているほか、国内においても設備投資意欲の鈍化傾向が顕著になるなど、非常に厳しい経営環境で推移いたしました。

 このような状況の中、当社グループでは2020年4月に「新中期経営計画」を策定し、スタートさせております。2022年度までの3年間を2030年に向けた成長基盤確立のための期間と位置づけ、「事業基盤の強化」、「成長戦略を支える強固な経営基盤の構築」、「環境・社会・ガバナンスを重視した経営」の3つの経営基本方針を掲げて全社を挙げて取り組んでおります。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、前期受注の大型案件等が順調に推移したものの、海外案件やメンテナンス等が厳しい状況で推移したことなどから、売上高は10億4千8百万円(前年同四半期比23.0%減)となりました。また、利益面につきましては、役員報酬及び従業員賞与の大幅な減額や、徹底した経費節減等を実施したほか、前期に発生した株主提案対応費用などが無かったことなどから、営業利益2千8百万円(前年同四半期は営業損失5百万円)、経常利益3千2百万円(前年同四半期は経常損失8百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益2千8百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1千3百万円)となりました。

 

 セグメントごとの業績を示すと、次のとおりであります。

(a)工業炉燃焼装置関連

 工業炉燃焼装置関連事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は10億4千7百万円(前年同
四半期比23.0%減)となりました。また、利益面におきましては、営業損失2千5百万円(前年同四半期は営業損失2千9百万円)となりました。

 

(b)その他

 その他の事業につきましては、子会社からの不動産賃貸収入、経営指導料等が収益の中心となっております。当第2四半期連結累計期間につきましては、売上高は1億3千5百万円(前年同四半期と同額)、営業利益は1億2千5百万円(前年同四半期比1.0%減)となりました。

 

② 財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べて2.1%増加し、41億5千4百万円となりま
した。

 流動資産は、前連結会計年度末に比べて2.4%増加し、30億3百万円となりました。主な内訳としては現金及
び預金が6億3千万円の増加となったこと、受取手形及び売掛金が5億4千万円減少したことなどによります。
 固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.3%増加し、11億5千1百万円となりました。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて4.1%増加し、11億4千8百万円となりま
した。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べて24.4%減少し、5億8千3百万円となりました。主な内訳としては支
払手形及び買掛金が2億8千万円減少したことなどによります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べて70.5%増加し、5億6千4百万円となりました。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.4%増加し、30億6百万円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益2千8百万円を計上したことなどによります。

 

(2)キャッシュ・フローの分析

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して6億3千万円増加し、18億8千6百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フロー及びその主要な要因は以下のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、4億3百万円(前年同四半期は1億3千7百万円の使用)となりました。これは主として税金等調整前四半期純利益3千2百万円、売上債権の減少額5億4千万円、仕入債務の減少額2億4千8百万円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、1千万円(前年同四半期は2百万円の使用)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は、2億3千7百万円(前年同四半期は5千4百万円の獲得)となりました。これは主として長期借入金による収入が2億4千万円、短期借入金の純減額2百万円によるものであります。

 

(3)事業及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は399千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。