第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益、雇用・所得環境の改善がみられ、緩やかな回復基調が続いておりますが、英国のEU離脱問題や米国新政権移行に伴う影響なども懸念され、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。

 このような経営環境にあって当社は、主要な販売先の造船業界では新造船市況が低調で、価格競争も厳しい状況のなか受注獲得に努め、陸上関連においてもガス・蒸気タービン向けのバルブ、発電プラントの受注について積極的な営業活動を展開し、修理やメンテナンス関連の部品獲得にも注力しました。また、社内においても、生産性向上に関する改革・改善に取り組んでおります。

当第3四半期累計期間における受注高は、14,750百万円(対前年同期比10.2%減)となり、1,670百万円前年同期を下回りました。品種別にみますと、自動調節弁6,855百万円(対前年同期比26百万円増)、バタフライ弁3,946百万円(対前年同期比1,283百万円減)、遠隔操作装置3,947百万円(対前年同期比412百万円減)となりました。

 売上高では、16,063百万円(対前年同期比16.3%増)となり、2,256百万円前年同期を上回りました。品種別では、自動調節弁6,691百万円(対前年同期比160百万円増)、バタフライ弁5,301百万円(対前年同期比1,624百万円増)、遠隔操作装置4,069百万円(対前年同期比472百万円増)となり、いずれの品種におきましても増加となりました。輸出関連の売上高は、3,369百万円となり、前年同期を481百万円上回りました。当第3四半期会計期間末の受注残高は期首に比べて1,312百万円減の14,957百万円となりました。

 利益面では、当社の技術力をより発揮できるタンカー向け製品の販売増加により、経常利益は1,318百万円(対前年同期比46.3%増)、四半期純利益は884百万円(対前年同期比47.5%増)といずれも増益となりました。

 なお、当社はバルブ及び遠隔操作装置製造・販売事業の単一セグメントであるため、上記業績についてはセグメント別に代えて品種別に示しております。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べ118百万円増加の26,765百万円となりました。これは主として、現金及び預金が817百万円、売上債権が260百万円、たな卸資産が186百万円それぞれ増加したものの、有価証券が1,008百万円、有形固定資産のその他(純額)が119百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。

 負債の部は、前事業年度末と比べ517百万円減少の6,554百万円となりました。これは主として、仕入債務が242百万円、賞与引当金が94百万円、未払法人税等が135百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。

 純資産の部は、前事業年度末と比べ636百万円増加の20,210百万円となりました。これは主として、四半期純利益が884百万円、配当金の支払368百万円により、利益剰余金が17,503百万円となったこと、また、その他有価証券評価差額金が453百万円(前事業年度末と比べ120百万円の増加)となったこと等によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。また同期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、30,148千円であります。

 なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 また、当社は、バルブ及び遠隔操作装置製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載はしておりません。