第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあります。持ち直しの動きもみられるものの、景気の先行きは不透明な状況です。

 当社の主要な受注先の造船業界では、新造船市況は依然として低調な状態が続いており、さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が事業活動にさまざまな制約を与え、当社を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にありました。このような経営環境のなか、当社は短納期対応も含めた受注活動を展開し、メンテナンス関連の受注獲得にも注力しました。

 新型コロナウイルス感染症の影響でございますが、一部の案件で納期延期等が発生したものの、売上高への大きな影響はありませんでした。受注高は、前年同期をやや下回りました。また、現時点において、資材調達への影響はございません。

 当第3四半期累計期間における受注高は、11,725百万円(対前年同期比15.6%減)となり、2,159百万円前年同期を下回りました。品種別にみますと、自動調節弁6,243百万円、バタフライ弁2,667百万円、遠隔操作装置2,814百万円となり、対前年同期比では、自動調節弁が258百万円、バタフライ弁は1,092百万円、遠隔操作装置は808百万円の減少となりました。

 売上高では、12,848百万円(対前年同期比7.9%減)となり、1,100百万円前年同期を下回りました。品種別では、自動調節弁6,001百万円、バタフライ弁3,390百万円、遠隔操作装置3,456百万円となり、対前年同期比では、遠隔操作装置は71百万円増加しましたが、自動調節弁は863百万円、バタフライ弁は308百万円の減少となりました。当第3四半期会計期間末の受注残高は期首に比べて1,122百万円減の9,881百万円となりました。

 利益面では、営業利益は648百万円(対前年同期比15.9%減)、経常利益は807百万円(対前年同期比10.8%減)、四半期純利益は553百万円(対前年同期比1.0%減)となりました。

 なお、当社はバルブ及び遠隔操作装置製造・販売事業の単一セグメントであるため、上記経営成績についてはセグメント別に代えて品種別に示しております。

 当第3四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比べ786百万円減少の26,958百万円となりました。これは主として、現金及び預金が173百万円、有価証券が1,798百万円、たな卸資産が248百万円それぞれ増加したものの、売上債権が1,420百万円、投資有価証券が1,506百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。

 負債合計は、前事業年度末と比べ947百万円減少の5,103百万円となりました。これは主として、仕入債務が699百万円、賞与引当金が110百万円、未払法人税等が94百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。

 純資産合計は、前事業年度末と比べ161百万円増加の21,855百万円となりました。これは主として、四半期純利益が553百万円、配当金の支払359百万円により、利益剰余金が19,540百万円となったこと、自己株式の取得141百万円があったこと、また、その他有価証券評価差額金が401百万円(前事業年度末と比べ109百万円の増加)となったこと等によるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。また同期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、105,021千円であります。

 なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 また、当社は、バルブ及び遠隔操作装置製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けて記載はしておりません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。