なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、政府による経済政策や日銀による金融緩和策を背景に、企業業績の回復や雇用情勢の改善が見られる一方で、中国経済の減速懸念など不安要素を抱えるものの、景気は緩やかな回復基調を続けております。
このような中、当社グループの主力商品であるLPG容器用バルブ部門は再検査需要の減少があり、また、配管用バルブ部門は中国向け製品の不振がありましたが、高圧ガスバルブ及びガス関連設備機器部門で水素関連及び新規製品が売上に寄与し、売上高は55億1千2百万円、前年同期比7千万円(1.3%)の増収となりました。一方、主要な原材料である黄銅材価格の高騰が続き原価率が上昇し、海外の連結子会社の費用負担も重なり、営業利益は3億7千1百万円、前年同期比1億2千1百万円(24.6%)の減益となりました。
また、保有有価証券の売却益1億8千9百万円を計上した一方、厚生年金基金の解散による負担金1億5千9百万円を計上したため、経常利益は3億9千6百万円、前年同期比1億5千1百万円(27.6%)の減益、四半期純利益は2億1千5百万円、前年同期比7千7百万円(26.4%)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
〔バルブ事業〕
当社の主力製品であるLPG容器用バルブ部門は売上高22億4千2百万円(前年同四半期比4.6%減)、配管用バルブ部門は売上高11億1千2百万円(前年同四半期比7.4%減)、高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門は売上高12億5千4百万円(前年同四半期比37.1%増)、その他売上高5億5千5百万円(前年同四半期比10.8%減)、合計売上高は51億6千4百万円(前年同四半期比1.5%増)となり、また営業利益は1億2千2百万円(前年同四半期比49.1%減)となりました。
〔不動産賃貸事業〕
賃貸収入は3億4千8百万円(前年同四半期比1.6%減)、営業利益は2億4千8百万円(前年同四半期比1.3%減)となりました。
資産・負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末とほぼ同額の92億9千3百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末と比較して、6億5千3百万円減少し、60億8千4百万円となりました。これは主に保有投資有価証券の売却によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して、5億5千3百万円減少し、20億2千9百万円となりました。これは主に買掛債務の減少によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末と比較して、6千1百万円増加し、13億4千1百万円となりました。これは主にバルブ厚生年金基金の解散による事業主負担増と関連した退職給付に係る負債の増加によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産の部は、前連結会計年度末と比較して、1億6千4百万円減少し、120億7百万円となりました。これは主に、保有有価証券の売却に伴いその他有価証券評価差額金が減少したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億1千9百万円であります。