当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による当社グループの経営成績及び財政状態への重大な影響は、現時点においては生じておりませんが、今後の経過によっては重大な影響を及ぼす可能性があり、推移状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大とそれに対応する緊急事態宣言の発出を受け、輸出や消費の減少、企業収益や雇用環境の悪化など厳しい状況となりました。また、同様に世界経済においても経済活動が急速に低下しており、今後の感染状況によっては景気回復が遅れ長期停滞となる可能性もあり、内外経済の先行きは極めて不透明な状況であります。
このような中、当社グループの主力商品であるLPG容器用バルブ部門の売上は当期間に関しては、コロナ禍でのステイホーム傾向の中、家庭用LPガスの消費は増加し、LPG容器用弁も順調に推移し前年同期比増収となりました。一方、配管用バルブ部門については世界経済動向の影響を最も受ける製品群ということもあり、国内外の工事の中止や設備導入控え・在庫調整により非常に厳しい状況に陥った為、前年同期比減収となりましたが、高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門は当期間に関しては、コロナ禍の影響を大きく受けることなく全般的に順調に推移し、前年同期比増収となりました。また、黄銅削り粉の売上は販売量減少と販売価格の低下に伴い減収となり、全体の売上高は40億1千5百万円、前年同期比2千3百万円(0.6%)の減収となりました。
収益面につきましては、主要な原材料である黄銅材価格が少し落ち着いたことに加えて、全社を挙げて生産性向上や継続的なコスト削減に取り組んだこと、並びにコロナ情勢に鑑み企業活動の効率化を図ったことの効果などもあり、営業利益は2億8百万円、前年同期比1億1千5百万円(124.6%)の増益、経常利益は2億1千9百万円、前年同期比1億1千7百万円(115.7%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても1億3千3百万円、前年同期比9千1百万円(213.9%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
〔バルブ事業〕
当社の主力商品であるLPG容器用バルブ部門は売上高16億6千3百万円(前年同期比5.6%増)、配管用バルブ部門は売上高7億2千3百万円(前年同期比18.1%減)、高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門は売上高9億6千1百万円(前年同期比12.2%増)、その他売上高は3億7千8百万円(前年同期比12.8%減)となり、その結果、売上高は37億2千8百万円(前年同期比0.6%減)となり、また営業利益は2千2百万円(前年同期は営業損失9千3百万円)となりました。
〔不動産賃貸事業〕
賃貸収入は前年同期とほぼ同じ2億8千7百万円となり、営業利益は1億8千5百万円(前年同期比0.6%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して、1億8百万円増加し、88億7千万円となりました。これは主に現金及び預金が増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末と比較して、1億3千6百万円減少し、82億7千2百万円となりました。これは主に投資有価証券の時価が下落したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して、2億5千7百万円増加し、24億9千2百万円となりました。これは主に未払費用が増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末と比較して、6千6百万円減少し、17億6千9百万円となりました。これは主に繰延税金負債の減少によるものです。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して、2億1千9百万円減少し、128億8千万円となりました。これは主にその他有価証券評価差額金の減少によるものです。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して3億3千6百万円増加し、38億3千9百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、9億5千7百万円の収入、前年同期比7億2千2百万円(307.5%)収入の増加となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純利益2億1千8百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、4億9千6百万円の支出、前年同期比2億8千4百万円(134.3%)支出の増加となりました。
これは主に、有形固定資産の取得支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1億2千2百万円の支出、前年同期比2百万円(1.9%)となり前年同期と同水準の支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億5百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の法定又は締結等はありません。