当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の第7波の影響を受けながらも、従来型の行動規制からの変化など社会活動・経済活動の制限も徐々に緩和され、緩やかながらも回復に向けた動きをみせております。その一方、円安進行による金融市場の変動やロシアのウクライナ侵攻などの国際情勢もあり、原材料価格や燃料価格の高騰など、依然として経済の先行きは不透明な状況が継続しております。
このような中、当社グループの主力商品であるLPG容器用バルブ部門の売上高は、家庭用容器用バルブの新規顧客の獲得や黄銅材高騰等、様々なコストアップに起因する値上げの効果もあり、前年同期比増収となりました。配管用バルブ部門の売上高は、好調な半導体関連業種に牽引されながら、総体的に顧客の経済環境は堅調だったため、前年同期比増収となりました。高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門につきましても、半導体関連業種の好調さと、データセンター向けの消火装置用弁の需要増に加え、材料及び部品等様々なコストアップに起因する値上げの効果もあり、前年同期比増収となりました。また、黄銅削り粉の売上も黄銅価格の上昇や取扱量の増加に伴い前年同期比増収となり、全体の売上高は81億7百万円、前年同期比13億8百万円(19.2%)の増収となりました。
収益面におきましては、主要な原材料である黄銅材等、材料価格の高騰を受けて一部製品の販売価格の値上げにご理解を頂いたこと、コロナ禍において企業活動の効率化やコスト削減努力を図ったこと、堅調な受注を背景に効率的な生産活動が行えたこと、並びに連結子会社・ハマイコリアの収益状況に改善がみられたことなどにより、営業利益は6億7千7百万円、前年同期比4億3千1百万円(174.8%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても5億8千1百万円、前年同期比3億5千6百万円(158.4%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
〔バルブ事業〕
当社の主力商品であるLPG容器用バルブ部門は売上高32億1千6百万円(前年同期比24.0%増)、配管用バルブ部門は売上高15億2千2百万円(前年同期比13.2%増)、高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門は売上高18億2千3百万円(前年同期比14.7%増)、その他売上高は11億1千2百万円(前年同期比32.8%増)となり、その結果、売上高は76億7千4百万円となり、また営業利益は3億9千3百万円(前年同期は営業損失4千1百万円)となりました。
〔不動産賃貸事業〕
賃貸収入は前年同期とほぼ同じ4億3千2百万円となり、営業利益は2億8千4百万円(前年同期比1.4%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して、11億6千3百万円増加し、109億1百万円となりました。これは主に売上債権と棚卸資産の増加によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末と比較して、2億6千4百万円減少し、83億1千1百万円となりました。これは主に投資有価証券の評価差額金が減少したことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して、7億4千6百万円増加し、36億7千2百万円となりました。これは主に仕入債務と未払法人税等の増加によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末と比較して、1億5百万円減少し、16億3百万円となりました。これは主に繰延税金負債の減少によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して、2億5千7百万円増加し、139億3千7百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億8千8百万円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。