当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、コロナ禍からの社会活動・経済活動の制限の緩和も進み、緩やかながらも景気の回復傾向は進んでおります。その一方、世界的な金融引き締めやロシアのウクライナ侵攻に端を発する国際情勢の影響の長期化もあり、原材料価格や燃料価格を含む物価の高騰が続くなど、依然として経済の先行きは不透明な状況が継続しております。
このような中、当社グループの主力商品であるLPG容器用バルブ部門の売上高は、家庭用容器用バルブの需要が低迷している中、自動車用及びバルク用の需要増や製品値上げの浸透もあり、前年同期比増収となりました。配管用バルブ部門の売上高につきましても、半導体製造装置設備向け及びその他装置向け需要が引き続き好調であることに加えて製品値上げの浸透もあり、前年同期比増収となりました。高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門につきましては、年初より半導体関連業種向けバルブ需要低迷の影響を引き続き受けており、前年同期比減収となりました。また、黄銅削り粉の売上高は取扱量の減少に伴い減収となり、全体の売上高は78億1千3百万円、前年同期比2億9千4百万円(3.6%)の減収となりました。
収益面におきましては、主要な原材料である黄銅材等の材料価格の高騰に対応した製品販売価格の改定を行った一方、減収の影響や活動制限緩和に伴う各種費用増加の影響などがあり、営業利益は6億2千1百万円、前年同期比5千6百万円(8.3%)の減益となりました。なお親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、固定資産と投資有価証券の一部整理に伴う売却益の計上もあり6億6千万円、前年同期比7千8百万円(13.6%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
〔バルブ事業〕
当社の主力商品であるLPG容器用バルブ部門は売上高32億4千9百万円(前年同期比1.0%増)、配管用バルブ部門は売上高17億6百万円(前年同期比12.1%増)、高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門は売上高15億3千3百万円(前年同期比15.9%減)、その他売上高は8億9千1百万円(前年同期比19.9%減)となり、その結果、売上高は73億8千万円(前年同期比3.8%減)となり、また営業利益は3億3千6百万円(前年同期比14.5%減)となりました。
〔不動産賃貸事業〕
賃貸収入は前年同期とほぼ同じ4億3千3百万円となり、営業利益は2億8千5百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して、1千2百万円増加し、114億6千4百万円となりました。これは主に売上債権の減少と棚卸資産の増加との差額によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末と比較して、3億4千4百万円増加し、86億8千1百万円となりました。これは主に投資有価証券の評価差額金が増加したことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して、8億1千8百万円減少し、30億6千5百万円となりました。これは主に仕入債務と未払金の減少によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末と比較して、2億5千万円増加し、18億6千5百万円となりました。これは主に退職給付に係る負債と繰延税金負債の増加によるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して、9億2千5百万円増加し、152億1千4百万円となりました。これは主に利益剰余金とその他有価証券評価差額金の増加によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億1千1百万円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。