第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、為替相場の大幅な変動や材料価格の高騰、半導体の供給不足など、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

このような環境に加え、当社グループにおきましては、消防車輌事業及び環境車輌事業においてシャシ(車台)の供給時期が不安定な中、生産の効率化に努めてまいりました。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高は68,878百万円(前年同四半期比6,694百万円増、10.8%増)、売上高は43,804百万円(前年同四半期比3,705百万円減、7.8%減)となりました。損益につきましては、営業利益は934百万円(前年同四半期比1,683百万円減、64.3%減)、経常利益は1,265百万円(前年同四半期比1,750百万円減、58.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は627百万円(前年同四半期比1,276百万円減、67.1%減)となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

①消防車輌

消防車輌事業は、国内外とも受注は堅調であるものの、シャシ(車台)の供給遅延により主に国内の生産台数が低調に推移し売上高は20,384百万円(前年同四半期比18.3%減)となり、セグメント損失(営業損失)は588百万円(前年同四半期は1,414百万円の利益)となりました。

②防災

防災事業は、主に消火器の売上が堅調に推移し、売上高は12,859百万円(前年同四半期比4.5%増)となり、セグメント利益(営業利益)は804百万円前年同四半期比153.9%増)となりました。

③産業機械

産業機械事業は、製品の売上が堅調に推移し、売上高は4,037百万円前年同四半期比20.5%増)となり、セグメント利益(営業利益)は467百万円前年同四半期比16.2%増)となりました。

④環境車輌

環境車輌事業は、シャシ(車台)の供給遅延により生産台数が低調に推移し売上高は6,522百万円前年同四半期比5.7%減)となり、セグメント利益(営業利益)は256百万円前年同四半期比47.6%減)となりました。

 

(2) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」について重要な変更はありません。

 

 

(3) 財政状態

当第3四半期連結会計期間の総資産は126,102百万円(前連結会計年度末比935百万円の増加)となりました。

流動資産は、72,842百万円となり1,212百万円増加しました。これは主に、棚卸資産が15,026百万円増加した一方で、現金及び預金が6,155百万円、受取手形及び売掛金が10,043百万円減少したことによるものです。

固定資産は、53,260百万円となり277百万円減少しました。うち有形固定資産は、33,469百万円となり1,290百万円増加し、投資その他の資産は、17,192百万円となり1,494百万円減少しました。

流動負債は、36,444百万円となり3,326百万円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金が2,142百万円、電子記録債務が1,797百万円増加したことによるものです。

固定負債は、9,569百万円となり573百万円減少しました。

純資産は、80,088百万円となり1,817百万円減少しました。これは主に、利益剰余金が1,175百万円、その他有価証券評価差額金が1,235百万円減少した一方で、為替換算調整勘定が1,188百万円増加したことによるものです。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の64.7%から62.7%となりました。

 

(4) キャッシュ・フローの状況

第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前年同四半期に比べ632百万円減少の22,881百万円となりました。

第3四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期に比べ3,658百万円減少し1,177百万円の支出前年同四半期は2,481百万円の収入)となりました。主な減少要因は、棚卸資産の増減額3,658百万円によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期に比べ1,735百万円減少し2,111百万円の支出前年同四半期は375百万円の支出)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出が1,562百万円増加したことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期に比べ1,593百万円減少し3,055百万円の支出前年同四半期は1,461百万円の支出)となりました。主な減少要因は、短期借入金の純増減額937百万円自己株式の取得による支出が575百万円増加したことによるものです。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,319百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7) 従業員数

第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増加又は減少はありません。

 

 

(8) 生産、受注及び販売の実績

当社グループの売上高及び利益は、消防車輌事業の官公庁向け売上高の占める割合が高いこと等から、下期、特に第4四半期連結会計期間に集中する傾向にあります。

第3四半期連結累計期間におけるセグメントごとの生産、受注及び販売の状況は次のとおりであります。

① 生産実績

セグメントの名称

生産高(百万円)

前年同四半期比(%)

消防車輌

30,971

△8.5

防災

12,782

+13.6

産業機械

4,459

+11.7

環境車輌

6,923

△7.6

合計

55,137

△2.6

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 金額は、販売価格で表示しております。

3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

② 受注実績

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同四半期比(%)

受注残高(百万円)

前年同四半期比(%)

消防車輌

47,932

+13.2

43,047

+36.0

防災

7,682

+19.9

7,965

+32.4

産業機械

4,648

△6.8

5,159

+17.0

環境車輌

8,615

+1.8

8,131

+36.9

合計

68,878

+10.8

64,303

+33.9

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 金額は、販売価格で表示しております。

3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

4 防災事業の防災機器部門は見込生産を行っているため、上記の実績には含まれておりません。

 

③ 販売実績

セグメントの名称

販売高(百万円)

前年同四半期比(%)

消防車輌

20,384

△18.3

防災

12,859

+4.5

産業機械

4,037

+20.5

環境車輌

6,522

△5.7

合計

43,804

△7.8

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(9) 主要な設備

①  新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変動はありません。

②  前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。