第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間における国内の経済環境は、経済政策、金融施策の実施等により、雇用・所得環境の改善が見られ、景気は緩やかに回復し、設備投資は増加いたしました。一方で、個人消費は持ち直しが続くものの、消費者物価上昇の動きには鈍化が見られました。

海外におきましては、米国では景気は堅調に推移し、欧州では景気は緩やかに回復し、アジアの新興国では景気は持ち直しの動きが見られました。一方、中国では景気は持ち直しの動きがみられるものの、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。また、為替は緩やかな円高傾向で推移いたしました。

このような環境のなか、当社グループは、国内では、引き続きフードサービス産業等への積極的な拡販と新規顧客の継続的な開拓に取り組みました。海外では、米国を中心に、主要販売先であるフードサービス産業等において、主力製品の拡販に努めました。なお、原価低減に加えITを活用した業務の効率化や生産性向上に努め、利益の確保に継続的に取り組みました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,267億63百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益320億92百万円(同2.7%増)、経常利益329億89百万円(同3.1%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は225億10百万円(同6.5%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

①日本

日本におきましては、冷蔵庫、製氷機及び食器洗浄機等の積極的な拡販並びに新規顧客への積極的な開拓を推進いたしました結果、売上高は1,553億20百万円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は223億39百万円(同1.8%増)となりました。

②米州

米州におきましては、製氷機、冷蔵庫等の積極的な拡販を推進いたしました結果、売上高は509億74百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益は79億50百万円(同2.1%増)となりました。

③欧州・アジア

欧州・アジアにおきましては、主力製品の積極的な拡販を推進いたしました結果、売上高は268億77百万円(前年同期比10.9%増)、セグメント利益は23億28百万円(同21.6%増)となりました。

 

(2)財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ250億37百万円増加し、3,416億75百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ273億63百万円増加し、2,818億95百万円となりました。主な要因は、現金及び預金、受取手形及び売掛金の増加によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ23億26百万円減少し、597億80百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の減少によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ86億15百万円増加し、1,183億52百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ82億31百万円増加し、949億52百万円となりました。主な要因は、賞与引当金、支払手形及び買掛金の増加によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ3億83百万円増加し、233億99万円となりました。主な要因は、退職給付に係る負債の増加によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ164億22百万円増加し、2,233億22百万円となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した当社グループが対処すべき課題は以下のとおりであります。

当社では、連結子会社であるホシザキ東海株式会社において、不適切な取引行為が行われていた可能性があることが判明したため、社外有識者を主要メンバーとする社内調査委員会を設置し、平成30年12月5日に調査報告書を受領いたしました。

社内調査委員会調査の結果、本件は、ホシザキ東海株式会社における組織風土の劣化、管理機能の脆弱性を背景に深刻なモラル低下を引き起こし、不正又は不適切な取引行為が集団的現象として発生したことが判明しており、ホシザキ東海株式会社に対するコンプライアンス教育の徹底不足及びホシザキ東海株式会社における管理部門の機能強化不足が原因であると認識しております。

当社では、社内調査委員会から提言された再発防止策を具体化し、ホシザキ東海株式会社の組織風土及び管理機能の改善等を図るのみならず、当社を含むホシザキグループにおけるコンプライアンス教育及び内部統制の更なる強化等に取り組んでまいります。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、30億82百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。