当第1四半期連結累計期間において、経営者が経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあります。成長分野への対応等を背景に、設備投資に持ち直しの動きがみられ、企業収益も総じて持ち直しているものの、当業界は、感染症の影響に加え、東京オリンピック・パラリンピックに伴う需要の端境期が重なったことから、空調機の全国出荷台数は過去5年で最低となる厳しい事業環境で推移いたしました。
こうした情勢のもと、当社は、2021年度からはじまる4ヶ年の中期経営計画「move.2025」を策定いたしました。本計画では、空調事業の抜本的な変革をテーマに据え、業務のデジタル化によって労働集約的な生産体制から脱却するSIMA(SINKO Innovative Manufacturing of AHU)プロジェクトを推進し事業基盤の強化を進めるとともに、重点取組項目としてヒートポンプAHU、工事事業、中国事業の更なる成長を目指します。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 会計方針の変更」をご参照ください。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<日 本>
需要の端境期に感染症の影響が重なり、市場競争は激しさを増しております。空調機器販売が伸び悩む中、ビル管理事業の業績回復および収益認識に関する会計基準等の適用等により、売上高は6,796百万円(前年同四半期比2.8%増)となりました。一方、利益面におきましては、空調機市場の落ち込みによる価格競争激化の影響が大きく、セグメント利益(営業利益)は737百万円(前年同四半期比10.3%減)となりました。
<ア ジ ア>
中国では、国内外の感染の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要はあるものの、景気は緩やかに回復しております。そうした中、計画段階から提案を進めている高機能型AHUを中心に販売を伸ばし、売上高は1,096百万円(前年同四半期比79.9%増)となりました。利益面におきましては、価格競争の激化と材料費の高騰から、セグメント損失(営業損失)は161百万円(前年同四半期はセグメント損失170百万円)となりました。
この結果、当社グループの売上高は7,890百万円(前年同四半期比9.4%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は589百万円(前年同四半期比10.8%減)、経常利益は694百万円(前年同四半期比14.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は547百万円(前年同四半期比29.4%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は67,925百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,074百万円減少となりました。これは主に、現金及び預金の増加546百万円、売上債権の減少2,049百万円及び棚卸資産の増加435百万円等によるものであります。
負債は16,848百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,170百万円減少となりました。これは主に、仕入債務の減少761百万円、有利子負債の増加593百万円、未払法人税等の減少698百万円及び賞与引当金の減少262百万円等によるものであります。
純資産は51,077百万円となり、前連結会計年度末に比べ95百万円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上547百万円及び剰余金の配当778百万円等によるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は158百万円であります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。