当第2四半期連結累計期間において、経営者が経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況が続いております。各種政策の効果や海外経済の改善もあり、企業収益、設備投資をはじめ、景気は持ち直しの動きが続いているものの、そのテンポは弱まっております。当業界は、感染症の影響に加え、東京オリンピック・パラリンピックに伴う需要の端境期が重なったことから、第2四半期(2021年7月~9月)の空調機の全国出荷台数は過去5年で最低だった第1四半期(4月~6月)に次ぐ厳しい事業環境で推移いたしました。
こうした情勢の中で当社は、本年度よりスタートした中期経営計画「move.2025」のもと、人工知能(AI)技術の事業への実装や製品データベース(BOM)の開発などSIMA(SINKO Innovative Manufacturing of AHU)プロジェクトを推進し、中長期的な事業基盤の強化に努めてまいりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 会計方針の変更」をご参照ください。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<日 本>
需要の端境期に感染症の影響が重なったことに加え、世界的な半導体不足に伴う部材供給の遅れなど予測の難しい変化への対処が必要となる事業環境が続いております。こうした中、空調機の物量確保を目指す販売政策を進めた結果、売上高は15,033百万円(前年同四半期比8.8%増)となりました。利益面におきましては、原材料価格の高騰などから、セグメント利益(営業利益)は1,929百万円(前年同四半期比0.5%減)となりました。
<アジア>
中国では固定資産投資の伸びがやや低下し、景気の回復テンポは鈍化しております。そうした中、計画段階から提案を進めている高機能型AHUを中心に販売を伸ばし、売上高は2,545百万円(前年同四半期比35.3%増)となりましたが、依然として収益性回復に課題を残したほか、貸倒引当金を追加計上した影響からセグメント損失(営業損失)は124百万円(前年同四半期はセグメント損失77百万円)となりました。
この結果、当社グループの売上高は17,571百万円(前年同四半期比12.0%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は1,829百万円(前年同四半期比3.0%減)、経常利益は2,010百万円(前年同四半期比6.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,429百万円(前年同四半期比17.4%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は69,293百万円となり、前連結会計年度末に比べ292百万円増加となりました。これは主に、現金及び預金の増加1,051百万円、売上債権の減少2,426百万円、棚卸資産の増加608百万円及び投資有価証券の増加943百万円等によるものであります。
負債は16,684百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,333百万円減少となりました。これは主に、仕入債務の減少904百万円及び未払法人税等の減少423百万円等によるものであります。
純資産は52,608百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,626百万円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上1,429百万円、剰余金の配当778百万円等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,051百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には15,036百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は2,446百万円(前年同四半期比1,397百万円収入の減少)となりました。増加の主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上及び売上債権の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は674百万円(前年同四半期比7,052百万円支出の減少)となりました。減少の主な要因は、固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は751百万円(前年同四半期比2,181百万円収入の減少)となりました。減少の主な要因は、配当金の支払によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は355百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。