第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、経営者が経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の対策レベルが緩和されたことで社会経済活動は回復に向けて動きだし、個人消費や企業の設備投資などは持ち直しました。一方、地政学リスクの高まりや、新型コロナウイルス感染症の影響による原材料価格の高止まりなど依然として先行きは不透明な状況が続きました。

当業界におきましては、原材料価格の高止まりが続くものの、非居住の建築着工金額が増加するなど需要の高まりは認められ、空調機の全国出荷台数は前年同期に比べ微増で推移いたしました。

この状況下、販売価格の改定等の原価上昇への対応を進めたほか、中期経営計画「move.2025」に基づき労働集約型事業からの脱却を目的とした「SIMA(SINKO Innovative Manufacturing of AHU)」プロジェクトの推進、産業向け・データセンター向け等5つの重点ターゲットに対する製品販売施策の遂行、需要が活発な空調工事分野における収益性の向上、中国事業における収益性の改善などを進めてまいりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

<日    本>

建設投資の回復が見られるなか、機器販売のほか空調工事の受注拡大に努めた結果、売上高は8,383百万円(前年同四半期比18.0%増)となりました。さらに販売価格の改定を進めたため、セグメント利益(営業利益)は904百万円(前年同四半期比122.8%増)となりました。

 

<ア ジ ア>

中国では、景気は持ち直しの動きがみられるものの、固定資産投資はこのところ伸びが低下しています。このようななか、新型コロナウイルス感染症の影響を受け前期からの納期ずれが発生したこともあり、売上高は1,500百万円(前年同四半期比79.6%増)となりました。利益面では価格競争の激しさに加え、原価上昇を受けたため、セグメント利益(営業利益)は13百万円(前年同四半期比22.9%減)となりました。

 

この結果、当社グループの売上高は9,879百万円(前年同四半期比24.5%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は927百万円(前年同四半期比112.3%増)、経常利益は1,128百万円(前年同四半期比68.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は757百万円(前年同四半期比61.1%増)となりました。

 

(2) 財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末の総資産は77,489百万円となり、前連結会計年度末に比べ37百万円減少となりました。これは主に、売上債権の減少2,974百万円、棚卸資産の増加768百万円及び投資有価証券の増加1,782百万円等によるものであります。

負債は19,642百万円となり、前連結会計年度末に比べ201百万円減少となりました。これは主に、未払法人税等の減少1,115百万円及び有利子負債の増加542百万円等によるものであります。

純資産は57,846百万円となり、前連結会計年度末に比べ163百万円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上757百万円、剰余金の配当942百万円、自己株式の増加998百万円及びその他有価証券評価差額金の増加1,224百万円等によるものであります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は199百万円であります。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。