当第2四半期連結累計期間において、経営者が経営成績等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善を背景に設備投資は持ち直しており雇用・所得環境の改善もあるなか緩やかに回復しております。一方、インフレの抑制を目的とした世界的な金融引き締め等が実体経済に与える影響に注意が必要な状況が続きました。
当業界におきましては、原材料価格の高止まりが続いたものの部材の納期の遅れは概ね落ち着きを取り戻し、販売面では管工事サブコンの受注高が高水準で推移するなど良好な事業環境が続きました。
こうした情勢のもと、当社グループは、新たな成長ストーリーの推進と資本コストに基づく高度な経営を目指す新中期経営計画「move.2027」を策定いたしました。新中期経営計画においては、現中期経営計画のもと進めてきた「SIMA(SINKO Innovative Manufacturing of AHU)」プロジェクトによって構築中の事業基盤を土台として、既存市場における更なる収益性の向上と新市場での挑戦を進めてまいります。また、新中期経営計画においては、PBRを高めるため資本コスト・資本収益性を意識した経営を推進することとし、収益拡大に向けた挑戦のほか、株主還元の強化と大胆な資本構成の見直しに関し具体的な指標を定めて進めてまいります。詳細は、2023年11月8日に公表いたしました「中期経営計画「move.2027」(2025年3月期~2027年3月期)策定に関するお知らせ」をご参照ください。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
<日 本>
産業空調を中心とした受注獲得と物量の平準化並びに空調工事の拡大に注力した結果、売上高は18,702百万円(前年同四半期比16.5%増)となりました。利益面におきましては、原材料価格高騰の影響を受けたものの価格改定並びに物量が増加した結果、セグメント利益(営業利益)は2,481百万円(前年同四半期比66.5%増)となりました。
<アジア>
中国では、不動産市場の停滞に伴い景気は持ち直しの動きに弱さが認められています。このようななか、受注拡大に努めたほか新型コロナウイルス感染症の影響を受け前期末から当期への納期ずれが発生したこともあり、売上高は3,597百万円(前年同四半期比92.1%増)となりました。利益面では、増収に伴い収益性が向上した結果、セグメント利益(営業利益)は24百万円(前年同四半期はセグメント損失56百万円)となりました。
この結果、当社グループの売上高は22,290百万円(前年同四半期比24.5%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は2,527百万円(前年同四半期比73.2%増)、経常利益は2,789百万円(前年同四半期比52.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,070百万円(前年同四半期比62.9%増)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は80,215百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,689百万円増加となりました。これは主に、現金及び預金の増加2,451百万円、売上債権の減少2,193百万円、棚卸資産の増加737百万円及び投資有価証券の増加1,021百万円等によるものであります。
負債は21,313百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,470百万円増加となりました。これは主に、仕入債務の増加1,087百万円、未払法人税等の減少387百万円及び賞与引当金の増加331百万円等によるものであります。
純資産は58,902百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,219百万円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上2,070百万円、剰余金の配当942百万円、自己株式の増加970百万円及びその他有価証券評価差額金の増加722百万円等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,451百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には16,783百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は5,014百万円(前年同四半期比2,011百万円収入の増加)となりました。増加の主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上、売上債権の減少及び仕入債務の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は701百万円(前年同四半期比188百万円支出の減少)となりました。減少の主な要因は、固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は1,931百万円(前年同四半期比662百万円支出の増加)となりました。減少の主な要因は、自己株式の取得及び配当金の支払によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は431百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。