文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、中国をはじめ東アジアでは緩やかな景気減速が見られたものの、総じて緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、英国の国民投票によるEU(欧州連合)離脱の結果を受け、先行き不透明感が強まり、当面はリスク回避的に動くことが予想されており、特に設備投資マインドが急激に委縮していく可能性も否定できません。
このような経済環境の中、急激な円高により、当第3四半期連結累計期間の受注高は358億1千3百万円(前年同期比4.5%の減少)、受注残高は191億2千5百万円(前年同期比10.5%の減少)、売上高は318億5千6百万円(前年同期比0.7%の減少)となりました。
利益面におきましては、収益率の改善や経費削減の効果などにより、営業利益は20億8千3百万円(前年同期比181.2%の増加)、経常利益は20億8千5百万円(前年同期比134.9%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億3千1百万円(前年同期比164.4%の増加)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
当事業は、粉砕・分級装置、混合・乾燥装置及び日本市場においての大気汚染防止装置、製品捕集用集塵装置、精密空調制御装置等の製造販売、複合ナノ粒子を中心とした新素材開発とその商品化並びに微粉体受託加工サービスを提供するホソカワミクロングループの主力分野であります。
自動車関連向けを中心に、一部に活発な投資を行っている市場があるものの、全般的に大型案件を中心に受注の決定が遅延していることに加え、円高の影響により、受注高、受注残高ともに減少となりました。
これらの結果、受注高は257億2千5百万円(前年同期比3.9%の減少)、受注残高は132億2百万円(前年同期比8.2%の減少)となり、売上高は234億1千4百万円(前年同期比1.4%の増加)となりました。セグメント利益は16億1千5百万円(前年同期比45.6%の増加)となりました。
当事業は、単層から多層の各種プラスチック高機能フィルム製造装置の開発・製造・販売を行っております。
アメリカ市場向けが引き続き好調に推移したことに加え、中国やイランなどの新興国向けの成約により円高部分を吸収し、受注高、売上高、セグメント利益は大幅に増加しました。
これらの結果、受注高は100億8千7百万円(前年同期比13.7%の増加)、受注残高は59億2千2百万円(前年同期比0.1%の増加)となり、売上高は84億4千1百万円(前年同期比16.1%の増加)となりました。セグメント利益は12億5千6百万円(前年同期比80.9%の増加)となりました。
当社グループは、「製菓関連事業」を構成しておりましたHosokawa Bepex GmbH(ドイツ)の全株式を平成27年9月30日付で売却しております。これに伴い、第1四半期連結会計期間より、「製菓関連事業」を報告セグメントより除外しております。
当第3四半期連結会計期間末における財政状態については、前連結会計年度末に比べ、総資産は、受取手形及び売掛金や有形固定資産の減少などにより35億6千7百万円減少し、471億4千6百万円となりました。負債は、支払手形及び買掛金の減少や借入金の返済などにより10億6千1百万円減少し、193億2千9百万円となりました。純資産は、主に為替が円高に振れたことによる為替換算調整勘定のマイナスが大きくなったことにより25億6百万円減少し、278億1千7百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5億5千4百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。