第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、日本においては輸出と生産に持ち直しの動きが、欧州においては投資と輸出に拡大傾向がそれぞれ見受けられ、引き続き底堅く推移しております。

一方、米国においては、4-6月期の実質GDP成長率が伸びを見せたものの、米国・トランプ政権下における政策運営リスクが実体経済の下押し要因となる可能性があり、中国においては、堅調な輸出や固定資産投資に加え、公共投資の下支えにより回復基調に転じたと思われるものの、今秋に控えた中国共産党大会を前に、習近平体制が高めの成長誘導を図っているとの見方もあり、今後の動向に引き続き注意が必要です。

このような経済環境の中、業績は総じて堅調に推移いたしました。

当第3四半期連結累計期間の受注高は421億8千2百万円前年同期比17.8%の増加)、受注残高は266億2千3百万円前年同期比39.2%の増加)、売上高は349億9千3百万円前年同期比9.8%の増加)となりました。 

利益面におきましては、営業利益は30億2千8百万円前年同期比45.4%の増加)、経常利益は32億7百万円前年同期比53.8%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億8千5百万円前年同期比59.6%の増加)となりました。 

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

<粉体関連事業>

当事業は、粉砕・分級装置、混合・乾燥装置及び日本市場においての大気汚染防止装置、製品捕集用集塵装置、精密空調制御装置等の製造販売、複合ナノ粒子を中心とした新素材開発とその商品化並びに微粉体受託加工サービスを提供するホソカワミクロングループの主力分野であります。

食品、化学や鉱産物向けが堅調であったのに加え、磁石や二次電池などの電子材料や医薬向けも安定的に推移したことにより、世界的に受注が拡大いたしました。

これらの結果、受注高は307億9千7百万円(前年同期比19.7%の増加)、受注残高は178億3千3百万円(前年同期比35.1%の増加)となり、売上高は260億5百万円(前年同期比11.1%の増加)となりました。セグメント利益は27億8千4百万円(前年同期比72.4%の増加)となりました。 

 

<プラスチック薄膜関連事業>

当事業は、単層から多層の各種プラスチック高機能フィルム製造装置の開発・製造・販売を行っております。

米国、アジア、南欧など、全般的に引き続き受注環境は良好で高水準の受注が続いております。

これらの結果、受注高は113億8千5百万円(前年同期比12.9%の増加)、受注残高は87億9千万円(前年同期比48.4%の増加)となり、売上高は89億8千8百万円(前年同期比6.5%の増加)となりました。セグメント利益は10億6千万円(前年同期比15.6%の減少)となりました。 

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の財政状態については、前連結会計年度末に比べ、総資産は、現金及び預金や有形固定資産の増加などにより72億3百万円増加し、550億8千4百万円となりました。負債は、支払手形及び買掛金や前受金の増加などにより33億8千2百万円増加し、225億7千2百万円となりました。純資産は、利益剰余金の増加及び為替が円安に振れたことによる為替換算調整勘定のプラスが大きくなったことなどにより38億2千1百万円増加し、325億1千1百万円となりました。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5億7千2百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。