第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間(以下、当第1四半期又は当期間)におきましては、資源安、通貨下落、政情不安などを背景に世界各国の経済環境に減速感が強まり、市場ごとの景況感に濃淡がみられたものの、一部の市場では当社製品へのユーザー需要が底堅く推移するなど、当社グループ全体では緩やかながら堅調さを維持しました。

このような中、当社では、新製品の市場浸透と販売拡大に注力するとともに、顧客ニーズに即応する既存主力製品の品質改良と拡販に尽力し、販売規模の拡大を図る施策を強化いたしました。更に、生産面では、主力生産拠点であるインド工場の拡充・生産能力の拡大を図るため、第3工場の建設準備を推進するとともに、静岡工場の稼働を徐々に開始するなど、日本国内の生産体制も整備いたしました。

以上の結果、当期間の受注高につきましては、前記の施策の実施などにより、8,427百万円(前年同期比145.1%)と前年同期を大幅に上回りました。当期間の売上高につきましては、前期末(平成27年9月末)までに受注した製品の出荷・生産活動に尽力したことにより、5,991百万円(同109.9%)と増収を確保いたしました。なお、当期間末現在の受注残高については、12,607百万円(前年同期末比118.9%)と大幅な増加になっております。

 

製品別売上高状況

(単位:百万円)

 

ストレッチブロー

成形機

金型

付属機器

部品その他

合計

前第1四半期

2,811

1,658

334

645

5,449

当第1四半期

3,288

1,649

328

724

5,991

対前年同期比

117.0%

99.5%

98.3%

112.3%

109.9%

 

製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が3,288百万円(前年同期比117.0%)、金型が1,649百万円(同99.5%)、付属機器が328百万円(同98.3%)、部品その他が724百万円(同112.3%)となりました。機種別では、ASB-12M型などの小型汎用機の販売が新興市場などで堅調に推移したことに加えて、主力製品のASB-70DPシリーズが前年同期を大幅に上回りました。一方、PFシリーズが前年同期並みの水準に留まるとともに、ASB-650シリーズなどの大型機や耐熱ボトル用成形機などが減収となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

セグメント(地域)別売上高状況

(単位:百万円)

 

米州

欧州

南・西アジア

東アジア

日本

合計

前第1四半期

1,463

1,449

1,745

440

351

5,449

当第1四半期

1,665

1,429

1,997

325

572

5,991

対前年同期比

113.8%

98.7%

114.5%

74.0%

163.0%

109.9%

 

 

① 米州

中米市場で大幅増収になったことに加えて、北米・南米市場でも前年同期の水準を上回ったことにより、地域全体の売上高は1,665百万円(前年同期比113.8%)と増収となりました。セグメント利益は増収の影響により、604百万円(同147.0%)と大幅増益となりました。

② 欧州

先行きへの不透明感などを背景にドイツ販売法人の販売が伸び悩み、地域全体の売上高は1,429百万円(前年同期比98.7%)と前年同期を下回りました。セグメント利益は利益性の高い機種の増加などにより、435百万円(同120.0%)と増益となりました。

③ 南・西アジア

東南アジア市場や中東市場などでは低調な販売推移となったものの、大規模市場であるインド市場では順調に販売を伸ばしたことにより、地域全体の売上高は1,997百万円(前年同期比114.5%)と増収となりました。セグメント利益も増収効果により、276百万円(同148.9%)と大幅増益となりました。

④ 東アジア

主要市場の中国で売上高が大幅に減少した影響により、地域全体の売上高は325百万円(前年同期比74.0%)と減収となりました。セグメント利益は減収の影響により、80百万円(同61.5%)と大幅減益になりました。

⑤ 日本

市場環境が持ち直し基調で推移した影響などにより、売上高は572百万円(前年同期比163.0%)と大幅増収となりました。セグメント利益も増収効果により、144百万円(同292.1%)と大幅増益となりました。

 

利益面では、売上ボリュームの増加に加えて、販売費及び一般管理費の対売上高比率の減少もあり、売上総利益は2,560百万円(前年同期比111.2%)、営業利益は899百万円(同149.9%)と増益を達成いたしました。

経常利益は、前年同期に比べて為替差益が大幅に減少したことにより、959百万円(同83.2%)と減益となりました。最終損益である親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の減益の影響により、530百万円(同79.3%)と前年同期を下回りました。

なお、これまでに開示している第1四半期の連結決算では、受注高、売上高、売上総利益、営業利益が過去最高を達成しました。

 

当第1四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

売上高

売上総利益

営業利益

経常利益

親会社株主に帰属

する四半期純利益

前第1四半期

5,449

2,303

599

1,153

668

当第1四半期

5,991

2,560

899

959

530

対前年同期比

109.9%

111.2%

149.9%

83.2%

79.3%

 

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における研究開発費用は45百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。