第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間(以下、当第3四半期又は当期間)におきましては、当期間の期初に一部の市場でユーザー需要が堅調に推移したものの、当期間の中盤以降、資源安、政情不安、為替の急激な円高進行、新興国経済の成長鈍化などを背景に、各主要市場においてユーザーの設備投資意欲が減退するなど、当社を取り巻く市場環境は厳しい状況になりました。

このような中、当社では、ユーザー需要を喚起するため、主要市場で開催された展示会に積極参加するとともに、納期短縮策及び価格政策の実施など、主力製品の拡販に向けた施策を実施いたしました。更に、中長期的に事業拡大を推し進めているインド工場では、新倉庫建設と第3工場の建設準備を着実に進めるとともに、静岡工場の機能拡大に注力するなど、生産体制の強化に尽力しました。

以上の結果、売上高につきましては、受注済み製品の生産・出荷活動に尽力したことにより、19,226百万円(前年同期比102.1%)と増収を達成しました。一方で、当期間の受注高につきましては、当社製品への需要が低調に推移したことにより、18,573百万円(同92.9%)と前年同期の水準を下回り、当期間末現在の受注残高については、9,518百万円(前年同期末比83.4%)となっております。

 

製品別売上高状況

(単位:百万円)

 

ストレッチブロー

成形機

金型

付属機器

部品その他

合計

前第3四半期

10,475

5,046

1,253

2,062

18,838

当第3四半期

10,795

5,054

1,219

2,156

19,226

対前年同期比

103.1%

100.2%

97.3%

104.5%

102.1%

 

製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が10,795百万円(前年同期比103.1%)、金型が5,054百万円(同100.2%)、付属機器が1,219百万円(同97.3%)、部品その他が2,156百万円(同104.5%)となりました。機種別では、大型機や耐熱用成形機などの販売が伸び悩んだものの、小型の主力製品ASB-12M型などがインド市場などで販売を伸ばしました。また、中型の主力製品ASB-70DPシリーズが大幅増収になるとともに、大量生産機PF24-8B型は前年同期の水準をやや上回りました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

セグメント(地域)別売上高状況

(単位:百万円)

 

米州

欧州

南・西アジア

東アジア

日本

合計

前第3四半期

5,351

3,414

6,784

1,530

1,757

18,838

当第3四半期

5,200

3,377

7,136

1,356

2,155

19,226

対前年同期比

97.2%

98.9%

105.2%

88.6%

122.6%

102.1%

 

① 米州

米国などの北米市場や中米市場では前年同期の水準を上回ったものの、南米市場で大幅減収になったことにより、地域全体の売上高は5,200百万円(前年同期比97.2%)と減収となりました。セグメント利益も減収により、1,685百万円(同90.3%)と減益となりました。

② 欧州

各市場の販売環境がやや低調に推移したことにより、地域全体の売上高は3,377百万円(前年同期比98.9%)と前年同期並みの水準に留まりました。セグメント利益は、営業費用が減少したことにより982百万円(同127.5%)と大幅増益となりました。

③ 南・西アジア

シンガポール販売法人やドバイ販売法人は減収になったものの、大規模市場のインド市場では主力製品の販売が堅調に推移したことにより、地域全体の売上高は7,136百万円(前年同期比105.2%)と増収となりました。セグメント利益は、増収効果に加えて、貸倒引当金繰入額の減少などにより、1,375百万円(同184.7%)と大幅増益となりました。

④ 東アジア

主要市場である中国の市場環境が低調に推移したことにより、地域全体の売上高は1,356百万円(前年同期比88.6%)と減収となりました。セグメント利益は、減収の影響により、342百万円(同79.2%)と大幅減益になりました。

⑤ 日本

大型案件の出荷など、概ね堅調な市場環境が継続し、売上高は2,155百万円(前年同期比122.6%)と大幅増収となりました。セグメント利益は、増収の影響により、456百万円(同110.6%)と増益となりました。

 

利益面では、売上ボリュームの増加により売上総利益は8,402百万円(前年同期比103.7%)と増益になるとともに、貸倒引当金繰入額の減少などにより販売費及び一般管理費が減少し、営業利益は3,384百万円(同123.7%)と増益となりました。

営業外損益では円高が進行し多額の為替差損を計上したことにより、経常利益は3,087百万円(同92.6%)と減益となりました。また、最終損益である親会社株主に帰属する四半期純利益も、経常利益段階での減益の影響により、1,802百万円(同91.2%)と減益となりました。

なお、売上高、売上総利益及び営業利益は、これまでに開示している第3四半期の連結決算で過去最高を記録することができました。

 

当第3四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

売上高

売上総利益

営業利益

経常利益

親会社株主に帰属

する四半期純利益

前第3四半期

18,838

8,099

2,734

3,335

1,976

当第3四半期

19,226

8,402

3,384

3,087

1,802

対前年同期比

102.1%

103.7%

123.7%

92.6%

91.2%

 

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費用は241百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。