文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(以下、当第1四半期又は当期間)におきましては、地域ごとの景況感に濃淡があるものの、各主要市場ではユーザー需要が概ね堅調に推移しました。加えて、当期間の中盤以降、為替環境が円安傾向に転じるなど、当社グループを取り巻く経営環境は堅調さを維持しながら推移しました。
このような中、当社では、ドイツで開催された大型展示会などに積極参加し、新製品の市場浸透を図るとともに、大型機の拡販に向けた販売施策を実施するなど、売上規模の拡大を図る施策を講じました。技術面・生産面では、市場ニーズに対応する大型機や新型機の開発、既存機種の品質改良に注力するとともに、インドの第3工場の建設準備、本社工場の生産体制の効率化など、グループ全体の生産体制の整備に尽力しました。
当期間の売上高につきましては、期首受注残高が相対的に低かったこともあり、5,502百万円(前年同期比91.8%)に留まりました。当期間の受注高につきましては、前年同期に大幅に伸長した一部の市場の受注高が減少したものの、ユーザー需要が堅調に推移したことにより、全体の受注高は7,022百万円(同83.3%)と高い水準を確保しました。なお、当期間末現在の受注残高については、9,175百万円(前年同期末比72.8%)となり、前期末(平成28年9月末)比では、1,519百万円(19.8%)増加しております。
製品別売上高状況
(単位:百万円)
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ストレッチブロー 成形機 |
金型 |
付属機器 |
部品その他 |
合計 |
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前第1四半期 |
3,288 |
1,649 |
328 |
724 |
5,991 |
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当第1四半期 |
2,888 |
1,608 |
323 |
682 |
5,502 |
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対前年同期比 |
87.9% |
97.5% |
98.4% |
94.1% |
91.8% |
製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が2,888百万円(前年同期比87.9%)、金型が1,608百万円(同97.5%)、付属機器が323百万円(同98.4%)、部品その他が682百万円(同94.1%)となりました。機種別では、ASB-150DPシリーズが増収となりました。一方、主力製品のASB-70DPシリーズやASB-50MB型が減収になるとともに、PF24-8B型などのPFシリーズも前年同期の水準を下回りました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
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米州 |
欧州 |
南・西アジア |
東アジア |
日本 |
合計 |
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前第1四半期 |
1,665 |
1,429 |
1,997 |
325 |
572 |
5,991 |
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当第1四半期 |
1,229 |
1,214 |
1,813 |
415 |
829 |
5,502 |
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対前年同期比 |
73.8% |
84.9% |
90.8% |
127.4% |
144.9% |
91.8% |
① 米州
期首受注残高が低い水準であったこともあり、各市場で減収となり、全体の売上高は1,229百万円(前年同期比73.8%)と大幅減収となりました。セグメント利益は減収の影響などにより、374百万円(同62.0%)と大幅減益となりました。
② 欧州
販売環境は概ね堅調に推移したものの、期首受注残高が低かったこともあり、地域全体の売上高は1,214百万円(前年同期比84.9%)と前年同期を下回りました。セグメント利益も減収の中で展示会費用負担の増加などにより、303百万円(同69.6%)と大幅減益となりました。
③ 南・西アジア
前年同期に販売が低迷したシンガポール販売法人が増収を確保したものの、前年同期に大幅に販売を伸ばしたインド市場が減収となり、地域全体の売上高は1,813百万円(前年同期比90.8%)と減収となりました。セグメント利益も売上ボリュームの減少により、254百万円(同92.2%)と減益となりました。
④ 東アジア
主要市場の中国では回復基調で推移したことにより、地域全体の売上高は415百万円(前年同期比127.4%)と大幅増収となりました。セグメント利益も増収の影響により、109百万円(同136.6%)と大幅増益になりました。
⑤ 日本
期首受注残高を順調に出荷したことにより、売上高は829百万円(前年同期比144.9%)と大幅増収となりました。セグメント利益も増収効果により、186百万円(同128.8%)と大幅増益となりました。
利益面では、継続して原価圧縮の取組みを実施している中で、売上ボリュームが減少したことに加え、大型展示会の出展費用の計上なども加わり、売上総利益は2,262百万円(前年同期比88.3%)、営業利益は573百万円(同63.7%)とそれぞれ大幅な減益となりました。
一方、経常利益は、円安傾向で推移した為替の影響により多額の為替差益を計上し、1,122百万円(同116.9%)と増益となりました。また、最終損益である親会社株主に帰属する四半期純利益も、経常利益の好転により、680百万円(同128.3%)と大幅増益となりました。
当第1四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
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売上高 |
売上総利益 |
営業利益 |
経常利益 |
親会社株主に帰属 する四半期純利益 |
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前第1四半期 |
5,991 |
2,560 |
899 |
959 |
530 |
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当第1四半期 |
5,502 |
2,262 |
573 |
1,122 |
680 |
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対前年同期比 |
91.8% |
88.3% |
63.7% |
116.9% |
128.3% |
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費用は70百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。