文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期又は当期間)におきましては、前半に為替環境が変化し、当期間を通じて円安基調で推移したことに加え、世界経済の回復傾向を背景にユーザーの設備投資意欲が堅調に推移するなど、海外市場を中心に事業展開する当社の経営環境は好調さを維持しながら推移しました。
このような中、当社では、ドイツで開催された世界最大規模の展示会などに出展し、既存主力製品の拡販と新製品の市場浸透を図るとともに、需要拡大が期待される大型機の販売活動を強化するなど、販売規模の拡充を図る施策を実施しました。技術・生産面では、新市場の開拓や変化する市場ニーズに即応するため、新製品の開発に積極的に取り組むとともに、インド第3工場の建設、国内工場の生産体制の効率化など、グループ全体の生産体制の再整備を推進しました。
当期間の受注高につきましては、旺盛な需要環境を背景に販売活動を強化したことにより、全体の受注高は16,242百万円(前年同期比126.2%)と大幅に増加し、当期間末現在の受注残高につきましても、11,789百万円(前年同期末比120.2%)と大幅に増加いたしました。一方で、期首受注残高が低水準であったこともあり、当期間の売上高につきましては、12,108百万円(前年同期比91.5%)となりました。
製品別売上高状況
(単位:百万円)
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ストレッチブロー 成形機 |
金型 |
付属機器 |
部品その他 |
合計 |
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前第2四半期 |
7,372 |
3,612 |
846 |
1,402 |
13,233 |
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当第2四半期 |
6,529 |
3,486 |
688 |
1,403 |
12,108 |
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対前年同期比 |
88.6% |
96.5% |
81.4% |
100.1% |
91.5% |
製品別の売上高状況につきましては、ストレッチブロー成形機が6,529百万円(前年同期比88.6%)、金型が3,486百万円(同96.5%)、付属機器が688百万円(同81.4%)、部品その他が1,403百万円(同100.1%)となりました。機種別では、ASB-150DPシリーズが増収になりました。一方で、主力製品のASB-70DPシリーズなどが前年同期を下回るとともに、PF24-8B型などのPFシリーズも減収となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
セグメント(地域)別売上高状況
(単位:百万円)
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米州 |
欧州 |
南・西アジア |
東アジア |
日本 |
合計 |
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前第2四半期 |
3,216 |
2,519 |
4,823 |
991 |
1,682 |
13,233 |
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当第2四半期 |
2,995 |
2,477 |
4,240 |
827 |
1,567 |
12,108 |
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対前年同期比 |
93.1% |
98.3% |
87.9% |
83.5% |
93.2% |
91.5% |
① 米州
期首受注残高が低い水準であったこともあり、北米市場では前年同期並みに留まったことに加え、中南米市場でも減収となり、地域全体の売上高は2,995百万円(前年同期比93.1%)と減収となりました。セグメント利益は減収の影響により、991百万円(同92.3%)と減益となりました。
② 欧州
景況感は安定して推移したものの、期首受注残高が低かったこともあり、地域全体の売上高は2,477百万円(前年同期比98.3%)に留まり、セグメント利益も757百万円(同101.2%)と前年同期並みになりました。
③ 南・西アジア
シンガポール販売法人が増収を確保したものの、前年同期に販売を伸ばしたインド市場が減収となった影響などにより、地域全体の売上高は4,240百万円(前年同期比87.9%)と減収となりました。セグメント利益も減収の影響により、711百万円(同73.5%)と大幅減益となりました。
④ 東アジア
受注環境は順調に推移したものの、期首受注残高が低い水準であったこともあり、地域全体の売上高は827百万円(前年同期比83.5%)と減収となりました。セグメント利益も減収の影響により、225百万円(同77.0%)と大幅減益になりました。
⑤ 日本
前年同期に計上した大型案件がなくなった影響などにより、売上高は1,567百万円(前年同期比93.2%)となりました。一方、セグメント利益は、主力製品の販売などにより利益性が改善し、419百万円(同142.4%)と大幅増益となりました。
利益面では、原価圧縮への取組み、販売費及び一般管理費の低減に注力したものの、売上ボリュームの減少の影響により、売上総利益は5,489百万円(前年同期比92.4%)、営業利益は2,135百万円(同84.7%)とそれぞれ減益となりました。
一方、円安基調で推移した為替の影響により、当期間の前半に多額の為替差益を計上し、経常利益は2,721百万円(同111.4%)と増益となりました。また、最終損益である親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増益の影響により、1,789百万円(同121.3%)と大幅増益を確保しました。
なお、経常利益及び最終損益である親会社株主に帰属する四半期純利益は、第23期(平成13年9月期)から集計している第2四半期連結累計期間(第30期以前は中間期)で過去最高を記録することができました。
当第2四半期連結累計期間における損益の状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
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売上高 |
売上総利益 |
営業利益 |
経常利益 |
親会社株主に帰属 する四半期純利益 |
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前第2四半期 |
13,233 |
5,940 |
2,523 |
2,443 |
1,475 |
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当第2四半期 |
12,108 |
5,489 |
2,135 |
2,721 |
1,789 |
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対前年同期比 |
91.5% |
92.4% |
84.7% |
111.4% |
121.3% |
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べ1,422百万円増加し、7,615百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間(以下、当期間)における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(単位:百万円)
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営業活動による キャッシュ・フロー |
投資活動による キャッシュ・フロー |
財務活動による キャッシュ・フロー |
現金及び現金同等物 の期末残高 |
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前第2四半期 |
447 |
△751 |
12 |
5,727 |
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当第2四半期 |
2,609 |
△976 |
△455 |
7,615 |
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
前年同期を上回る税金等調整前四半期純利益(2,725百万円)を計上した中で、営業収支を減少させるたな卸資産の増加や法人税等の支払いが計上されましたが、受注契約の増加による前受金などの増加要因が計上されたことにより、営業活動の結果増加した資金は2,609百万円(前年同期:447百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
インド第3工場に対する設備投資などにより、投資活動の結果支出した資金は976百万円(前年同期:751百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
期末配当金の支払額が借入金の純増額を上回ったことにより、財務活動の結果支出した資金は455百万円(前年同期:12百万円の収入)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費用は176百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。