(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、政府による経済・金融政策を背景に企業収益や雇用環境の改善が継続し、景気は緩やかな回復傾向で推移いたしました。しかしながら、中国をはじめとする新興国経済の景気減速を背景として、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような経済環境のなか、当社グループにおきましては、「顧客対応力の充実を図る」を方針として掲げ、「人づくり」「仕組みづくり」「ものづくり」の3つを重点課題として定め、各事業において施策を推進しております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、車両関係事業の新車販売は前年同期並みでしたが、中古車販売、輸入車販売及びサービス部門がそれぞれ堅調に推移し、前年同期の実績を上回りました。一方、電機機器事業は前年同期のような大型の設備案件がなく、冷間鍛造事業は納入先の海外生産移行等の影響により前年同期の実績を下回りました。また、産業機械事業は前年同期並みに推移いたしました。
これらの結果、当社グループの売上高は、前年同期比1.0%減の186億2千1百万円となりました。利益面では、経常損失は6千4百万円(前年同期は3千1百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は8千4百万円(前年同期は1億1千9百万円の損失)となりました。
〔産業機械事業〕
主要な販売先である食品業界をはじめとして、大型機及び小型・中型機ともに前年同期並みに推移し、売上高は前年同期比0.7%増の29億5千7百万円となりました。利益面では、前年同期は大型機の一部の不具合対応が利益を圧迫しましたが、当期は追加費用の発生を抑えることができたため、セグメント利益(営業利益)は前年同期比289.4%増の1億1千4百万円となりました。
〔冷間鍛造事業〕
自動車部品は、前年同期に好調だった北米向け部品が一段落したため、売上高は減少いたしました。電動工具部品は、納入先の海外生産移行により一部製品の売上が減少したため、前年同期の実績を下回りました。一方、事務機・産業機械部品は土木工事用部品が増加したことにより前年同期の実績を上回りました。これらの結果、売上高は前年同期比7.5%減の12億3千5百万円、セグメント利益(営業利益)は、売上の減少に伴い前年同期比22.2%減の1億8百万円となりました。
〔電機機器事業〕
主力のFA関連機器は、自動車関連設備の需要が好調に推移したため、前年同期の実績を上回りました。設備機器及び空調機器は、前年同期のような売上高を押し上げた大型案件がなく、小型案件の売上にとどまったことにより前年同期の実績を下回りました。冷熱機器は、新築需要が減少したことにより前年同期の実績を下回りました。これらの結果、売上高は前年同期比14.2%減の31億1千6百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期のような低採算の大型案件がなく、利益率が改善されたため前年同期比9.8%増の1億5千6百万円となりました。
〔車両関係事業〕
新車販売は、前年同期に比べメーカーの新型車発売が少なかったものの、積極的な広告宣伝に注力したことにより販売台数は底堅く推移し前年同期並みとなりました。中古車販売は、売上単価が上昇したことにより好調に推移し、サービス部門は整備入庫車台数の確保に注力したことにより前年同期の実績を上回りました。輸入車販売も堅調に推移したため前年同期並みとなりました。これらの結果、売上高は前年同期比3.6%増の112億3千万円、セグメント利益(営業利益)は、販売促進費の増加により前年同期比61.1%減の6千万円となりました。
〔不動産等賃貸事業〕
売上高は、前年同期比11.4%増の8千2百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比57.9%減の1千万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、179億5千8百万円となり、前連結会計年度末から12億4千3百万円減少いたしました。
この内、流動資産は71億3千8百万円となり、前連結会計年度末から15億6千5百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の減少6億8千8百万円、受取手形及び売掛金の減少13億4千2百万円、商品及び製品の増加2億4千8百万円、仕掛品の増加1億2千1百万円によるものであります。
固定資産は108億2千万円となり、前連結会計年度末から3億2千2百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産のその他の増加2億1千6百万円、投資有価証券の増加1億1千4百万円によるものであります。
負債合計は53億6千7百万円となり、前連結会計年度末から10億5千9百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少8億6千3百万円、短期借入金の増加2億2千5百万円、賞与引当金の減少1億8千5百万円、長期借入金の減少1億円、退職給付に係る負債の減少1億9千7百万円、固定負債のその他の増加2億6千4百万円によるものであります。
純資産合計は125億9千1百万円となり、前連結会計年度末から1億8千3百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金の減少1億8千8百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は54,080千円となっております。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 設備の状況
当第3四半期連結会計期間末現在における、重要な設備の新設、売却等の計画は次のとおりであります。
①重要な設備の新設等
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会社名 事業所名 |
所在地 |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
投資予定額(千円) |
資金調達方法 |
着手及び完了年月 |
完成後の増加能力 |
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総額 |
既支払額 |
着手 |
完了 |
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当社 清水工場 三島工場 他 |
静岡県 静岡市 清水区 他 |
産業機械事業 他 |
生産管理 システム 他 |
450,000 |
338,417 |
自己資金 |
平成24年 4月 |
平成30年 3月 |
- |
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静岡スバル自動車㈱ 浜松入野店 |
静岡県 浜松市 西区 |
車両関係事業 |
ショールーム及び事務所並びにサービス工場 |
354,938 |
107,870 |
自己資金 借入金 |
平成27年 12月 |
平成28年 5月 |
- |
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静岡スバル自動車㈱ ポルシェセンター静岡・沼津認定 中古車センター |
静岡県 沼津市 |
車両関係事業 |
ショールーム及び事務所並びにサービス工場 |
245,136 |
- |
自己資金 借入金 |
平成28年 1月 |
平成28年 6月 |
- |
(注)上記金額には、消費税等は含んでおりません。
②重要な設備の売却等
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会社名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(千円) |
売却年月 |
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当社 |
静岡県静岡市葵区 |
全社 |
土地 |
244,668 |
平成28年3月 |
(注)1 帳簿価額については、減損後の金額であります。
2 上記金額には、消費税等は含んでおりません。