(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、企業収益や雇用環境の改善が続くなか、設備投資の増加など緩やかな回復基調が続いている一方で、海外政情不安、地政学的リスクの高まりにより依然として先行き不透明な状況にあります。
このような経済環境のなか、当社グループにおきましては、「顧客対応力の充実を図る」を方針として掲げ、「人づくり」「仕組みづくり」「ものづくり」を重点課題として定め、各事業において施策を推進しております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、産業機械事業は大型機に加え小型・中型機が堅調に推移し、車両関係事業では新型車の販売が引き続き好調に推移したため、前年同期の実績を上回りました。冷間鍛造事業、電機機器事業も前年同期の実績を上回りました。
これらの結果、当社グループの売上高は、前年同期比17.2%増の227億1千4百万円となりました。利益面では、売上高の増加により、経常利益は前年同期比69.4%増の3億9千6百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)の連結子会社化に伴う段階取得に係る差益8千万円及び負ののれん発生益8千9百万円を特別利益に計上したため、前年同期比594.2%増の4億7千3百万円となりました。
〔産業機械事業〕
包装機械は、主要な販売先である食品やトイレタリー業界をはじめとして設備投資意欲が高まっており、大型機に加え、小型・中型機も引き続き堅調に推移いたしました。改造工事や部品は前年同期並みとなりました。これらの結果、売上高は前年同期比34.5%増の34億9千5百万円となりました。利益面では、売上高の増加に加え、受注増加に伴う工場操業度の上昇により、セグメント利益(営業利益)は前年同期比27.8%増の3億1千9百万円となりました。
〔冷間鍛造事業〕
自動車部品は、前期に受注した新規製品の増産により堅調に推移し、前年同期の実績を上回りました。電動工具部品及び事務機・産業機械部品も前年同期の実績を上回りました。これらの結果、売上高は前年同期比21.8%増の12億6千5百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比104.4%増の9千4百万円となりました。
〔電機機器事業〕
主力のFA関連機器は、自動車関連をはじめとして設備投資の需要が回復傾向にあり、堅調に推移いたしました。冷熱機器も前年同期の実績を上回りました。また、空調機器は前年同期のような大型工事案件の売上がなかったため、前年同期の実績を下回りました。設備機器も前年同期の実績を下回りました。これらの結果、売上高は前年同期比5.2%増の35億6千万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比7.0%増の2億3千万円となりました。
〔車両関係事業〕
新車販売は、新型インプレッサおよび新型XVの販売が引き続き好調に推移し、登録車の販売台数が増加したことにより前年同期の実績を上回りました。中古車販売、輸入車販売及びサービス部門も堅調に推移し、前年同期の実績を上回りました。これらの結果、売上高は前年同期比16.5%増の143億4百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比39.9%増の2億6千万円となりました。
〔不動産等賃貸事業〕
売上高は、前年同期比5.5%増の8千8百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比12.7%減の1千4百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当社は第1四半期連結会計期間において、持分法を適用しない関連会社であった日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)の株式を追加取得したことにより、同社を連結の範囲に含めております。当該株式取得に伴う連結の範囲の変更や産業機械事業での受注の増加等を主因として、資産、負債、及び純資産がそれぞれ増加しております。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、231億2千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億5百万円増加いたしました。
この内、流動資産は110億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億3千6百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少7億8千2百万円、商品及び製品の増加8億2千万円、仕掛品の増加10億9千9百万円によるものであります。
固定資産は121億1千7百万円となり、前連結会計年度末と比べ13億6千8百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産の増加8億3千9百万円、投資有価証券の時価評価等による増加5億4千1百万円によるものであります。
負債合計は92億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億1千7百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加4億9千6百万円、長期借入金の増加7億1千2百万円によるものであります。
純資産合計は139億1千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億8千7百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加3億7千万円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は31,658千円となっております。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、産業機械事業で大型機の受注が増加したため、生産高及び受注残高が著しく増加しております。特に受注残高は、日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)の連結子会社化に伴い、同社の受注残高も加わり増加しております。
①生産実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
生産高(千円) |
前年同期比(%) |
|
産業機械事業 |
3,487,426 |
19.8 |
|
冷間鍛造事業 |
1,257,252 |
22.3 |
|
合計 |
4,744,679 |
20.4 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②商品仕入実績
当第3四半期連結累計期間における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
商品仕入高(千円) |
前年同期比(%) |
|
産業機械事業 |
532,659 |
47.0 |
|
電機機器事業 |
2,796,264 |
15.8 |
|
車両関係事業 |
13,604,109 |
18.3 |
|
合計 |
16,933,033 |
18.6 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③受注実績
当第3四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高 (千円) |
前年同期比(%) |
受注残高 (千円) |
前年同期比(%)) |
|
産業機械事業 |
4,818,177 |
9.4 |
5,008,299 |
54.9 |
|
冷間鍛造事業 |
1,282,660 |
18.4 |
505,663 |
18.9 |
|
合計 |
6,100,837 |
11.2 |
5,513,962 |
50.7 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(7)設備の状況
①当第3四半期連結会計期間末現在における、重要な設備の新設の計画は次のとおりであります。
|
会社名 事業所名 |
所在地 |
セグメント の名称 |
設備の内容 |
投資予定額(千円) |
資金調達方法 |
着手及び完了年月 |
完成後の増加能力 |
||
|
総額 |
既支払額 |
着手 |
完了 |
||||||
|
静岡ブイオート㈱ 本社 |
静岡県 静岡市 駿河区 |
車両関係事業 |
ショールーム及び事務所並びにサービス工場 |
413,298 |
395,831 |
自己資金 借入金 |
平成29年 8月 |
平成30年 1月 |
- |
(注)上記金額には、消費税等は含んでおりません。
②当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設のうち、完成したものは次のとおりであります。
|
会社名 事業所名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資額 (千円) |
完了年月 |
|
静岡スバル自動車㈱ 掛川店 |
静岡県掛川市 |
車両関係事業 |
ショールーム及び事務所 並びにサービス工場 |
311,418 |
平成29年 11月 |
|
静岡スバル自動車㈱ 静岡物流センター |
静岡県静岡市清水区 |
車両関係事業 |
事務所並びにサービス工場 |
235,580 |
平成29年 12月 |
(注)上記金額には、消費税等は含んでおりません。