当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウィルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社グループの事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、企業の設備投資などに持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部地域において緊急事態宣言の再発出や期間の延長、まん延防止等重点措置の適用が継続されるなど、依然として厳しい状況が続きました。
一方世界経済は、中国経済は緩やかに回復し、欧米ではワクチン接種の進展とともに新規感染者数は概ね低下傾向がみられ、景気は持ち直しの動きがみられるものの、世界全体では変異株の拡散もあり、世界各国の水際対策により海外渡航にかかる制限がこれまで以上に強化されるなど、依然として厳しい状況が続きました。
このような状況下、当社グループは新型コロナウイルス感染症の拡大防止に最大限配慮するとともに、事業への影響を最小限にすることに努めた結果、概ね当初の計画通りに推移し、売上高は6,117百万円(前年同四半期比20.3%増)、利益面につきましては、営業利益は332百万円(前年同四半期比431.8%増)、経常利益は413百万円(前年同四半期比402.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は285百万円(前年同四半期比1,672.0%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間のセグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 巻線機事業
巻線機事業に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響による渡航制限、各国の水際対策措置に伴う待機等により、当初の計画に対し、下期に売上がずれこんだ輸出案件が一部あったため、売上高は3,819百万円(前年同四半期比19.9%増)、セグメント利益は463百万円(前年同四半期比54.3%増)となり、受注残高は下期以降に売上を予定しているものが多いことから9,650百万円と高水準を維持しています。
なお、当社グループの巻線機事業は、完全受注生産で、案件ごとに仕様やボリューム、納期、検収条件等が大きく異なるため、受注時期や売上時期が四半期並びに通期単位で大きく変動することがあります。
② 送風機・住設関連事業
送風機・住設関連事業に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響により、浴室照明器具や全館空調システムを含む住宅換気装置については引き続き回復が鈍いものの、半導体、EV関連向けの産業機械や工作機械向けを中心とする軸流ファンの需要が増大してきたこと等により、売上高は2,297百万円(前年同四半期比21.1%増)、セグメント利益は32百万円(前年同四半期は56百万円のセグメント損失)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて2.9%増加し、17,594百万円となりました。これは主に、現金及び預金が504百万円、受取手形及び売掛金が629百万円それぞれ増加し、電子記録債権が198百万円、仕掛品が503百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて0.9%増加し、6,452百万円となりました。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて2.4%増加し、24,046百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて3.6%増加し、10,217百万円となりました。これは主に、前受金が988百万円増加し、支払手形及び買掛金が768百万円減少したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて8.3%減少し、362百万円となりました。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて3.2%増加し、10,579百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.8%増加し、13,466百万円となりました。これは主に、利益剰余金が167百万円増加したこと等によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ504百万円(8.5%)増加し、6,449百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は前年同期に比べ231百万円(41.3%)増加し、793百万円となりました。収入の主な内訳は、たな卸資産の減少額478百万円、前受金の増加額965百万円等であります。また、支出の主な内訳は、売上債権の増加額413百万円、仕入債務の減少額769百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は前年同期に比べ847百万円(80.5%)減少し、205百万円となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出205百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は118百万円となりました(前年同期は2,871百万円の収入)。支出の主な内訳は配当金の支払額117百万円等であります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は110百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。