第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦の影響および中東情勢の不安リスク等、不透明な状況が継続しております。わが国経済におきましては、雇用、所得の改善等から回復基調で推移いたしました。

 当社グループが所属する射出成形機業界におきましては、国内において需要は堅調に推移しておりますが、海外においては米国および中国市場を中心に需要が減少し、先行きは不透明な状況が継続しております。

 このような状況の中、当社グループは、長期的観点からの成長戦略や業績目標を見据え、2026年3月期を最終年度とする「フューチャーデザイン2026」の策定を進めると同時に第64期(当連結会計年度)を初年度とする第三次中期経営計画を策定し事業展開を推し進めてまいりましたが、第64期の計画を大きく下回りました。当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、主力である射出成形機の販売が米国での自動車関連からの需要が低調であったこと等から売上高合計は194億7千7百万円(前年同四半期比5.2%減)となりました。製品別売上高につきましては、周辺機器売上高が12億4千8百万円(前年同四半期比3.2%増)、部品売上高が26億9千7百万円(同2.7%増)、金型等売上高が14億1千5百万円(同58.6%増)となりましたが、射出成形機売上高が141億1千5百万円(前年同四半期比10.7%減)と減少いたしました。

 利益面につきましては、円高の進行による利益の減少およびアジア地域での競争激化や米国での売上の減少等により営業利益は8億3百万円(前年同四半期比54.9%減)となりました。また経常利益は8億4千8百万円(前年同四半期比54.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億4千7百万円(同61.0%減)となりました。

 セグメントの状況は、以下のとおりです。

① 日本

 自動車関連を中心に堅調であったことから、売上高(外部売上高)は114億8千万円(前年同四半期比13.0%増)となりましたが、射出成形機の販売額に対して利益が大きく減少したことからセグメント利益は6億9千5百万円(同24.1%減)となりました。

② アメリカ地域

 自動車関連等の需要が低調であったことから、売上高(外部売上高)は33億2千7百万円(前年同四半期比34.3%減)、セグメント利益は5千6百万円(同74.4%減)となりました。

③ アジア地域

 自動車関連およびIT関連等の需要が低調であったことから、売上高(外部売上高)は46億6千9百万円(前年同四半期比12.1%減)、セグメント利益は2億8千5百万円(同7.2%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ28億2千4百万円減少し、540億1千6百万円となりました。主たる増加要因は、仕掛品の増加9億3千3百万円ならびに商品及び製品の増加8億4千6百万円であり、主たる減少要因は、現金及び預金の減少37億3千6百万円および受取手形及び売掛金の減少13億2百万円ならびに未収入金の減少4億3千2百万円であります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ27億3千8百万円減少し、202億4千2百万円となりました。主たる減少要因は、支払手形及び買掛金の減少22億4千8百万円および未払法人税等の減少2億4千5百万円ならびに長期借入金の減少1億9千8百万円であります。

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ8千6百万円減少し、337億7千3百万円となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、△20億1千1百万円(前年同四半期実績は20億5千9百万円)となりました。このうち、キャッシュ・インの主たる要因は、税金等調整前四半期純利益8億4千8百万円および売上債権の減少額17億3千7百万円であり、キャッシュ・アウトの主たる要因は、仕入債務の減少額23億5千9百万円およびたな卸資産の増加額19億3千5百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、△10億1千5百万円(前年同四半期実績は△6億5千3百万円)となりました。このうち、キャッシュ・アウトの主たる要因は、有形固定資産の取得による支出9億1千1百万円および無形固定資産の取得による支出1億4百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、△6億7千4百万円(前年同四半期実績は△6億6千5百万円)となりました。このうち、キャッシュ・アウトの主たる要因は、長期借入金の返済による支出2億4千3百万円および配当金の支払額3億9千7百万円であります。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末に比べ47億2千7百万円減少し84億6千4百万円となりました。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、2億1千5百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。