第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済環境の急激な悪化、および米中貿易摩擦の影響等、不透明な状況が継続しております。わが国経済におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響から企業の設備投資の減少等、厳しい経済環境が継続しております。

 当社グループが所属する射出成形機業界におきましては、国内外において新型コロナウイルス感染症の拡大による経済環境の悪化等から厳しい受注環境となり、先行きは不透明な状況が継続しております。

 このような状況の中、当社グループは、長期的観点からの成長戦略や業績目標を見据え、2026年3月期を最終年度とする「フューチャーデザイン2026」および第三次中期経営計画に基づき事業展開を推し進めてまいりました。当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、主力である射出成形機の販売が世界での新型コロナウイルス感染症の拡大により低調であったこと等から売上高合計は190億5千8百万円(前年同四半期比2.2%減)となりました。製品別売上高につきましては、部品売上高が28億4千8百万円(前年同四半期比5.6%増)、金型等売上高が14億5千万円(同2.5%増)となりましたが、射出成形機売上高が139億4千9百万円(同1.2%減)、周辺機器売上高が8億9百万円(同35.2%減)となりました。

 利益面につきましては、欧米での新型コロナウイルス感染症の拡大による営業活動の停滞およびアジア地域での競争激化等により営業利益は3億5千2百万円(前年同四半期比56.1%減)となりました。また経常利益は4億4百万円(前年同四半期比52.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億6千6百万円(同51.3%減)となりました。

 セグメントの状況は、以下のとおりです。

① 日本

 自動車関連の需要が低調であったことから、売上高(外部売上高)は69億7千2百万円(前年同四半期比39.3%減)、セグメント損失は2千5百万円(前年同四半期実績はセグメント利益6億9千5百万円)となりました。

② 欧米地域

 NEGRI BOSSIグループを当社グループに新たに取り込んだことにより、売上高(外部売上高)は71億4千3百万円(前年同四半期比114.7%増)となりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により営業活動が停滞したこと等からセグメント損失は1千2百万円(前年同四半期実績はセグメント利益5千6百万円)となりました。

③ アジア地域

 IT関連等の需要が堅調であったことから、売上高(外部売上高)は49億4千2百万円(前年同四半期比5.8%増)となりましたが、価格競争の激化等によりセグメント利益は2億1千1百万円(同25.8%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ22億1千7百万円減少し、610億3千8百万円となりました。主たる増加要因は、現金及び預金の増加10億4百万円であり、主たる減少要因は、仕掛品の減少5億1千9百万円ならびに原材料及び貯蔵品の減少4億9千6百万円であります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ18億9千3百万円減少し、278億6千万円となりました。主たる増加要因は長期借入金の増加25億7千6百万円ならびに一年内返済長期借入金の増加3億3千2百万円であり、主たる減少要因は、支払手形及び買掛金の減少55億8千5百万円および短期借入金の減少2億円であります。

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億2千3百万円減少し、331億7千8百万円となりました。

(3)キャッシュ・フローの分析

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、△7億6千7百万円(前年同四半期実績は△20億1千1百万円)となりました。このうち、キャッシュ・インの主たる要因は、税金等調整前四半期純利益4億4百万円および売上債権の減少15億4千4百万円ならびに未収消費税等の減少7億1百万円、たな卸資産の減少5億9千2百万円であり、キャッシュ・アウトの主たる要因は、仕入債務の減少46億2千1百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、△3億4千5百万円(前年同四半期実績は△10億1千5百万円)となりました。このうち、キャッシュ・アウトの主たる要因は、有形固定資産の取得による支出1億8千3百万円および無形固定資産の取得による支出1億6千2百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、22億2千6百万円(前年同四半期実績は△6億7千4百万円)となりました。このうち、キャッシュ・インの主たる要因は長期借入金の借入による収入36億4千3百万円であり、キャッシュ・アウトの主たる要因は、長期借入金の返済による支出7億1千万円および短期借入金の返済による減少3億6千8百万円であります。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末に比べ4億7千2百万円増加し89億3千7百万円となりました。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、1億4千4百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。