当第3四半期連結累計期間において前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更があった事項は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
また、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 事業等のリスク」の項目番号に対応したものです。
(1)主力商品の動向
当社グループは、顧客ニーズに沿った商品開発を推進しており、主力商品として、油圧ブレーカ、圧砕機、林業機械、環境関連機器、ケーブルクレーン等があります。油圧ブレーカは公共投資の減少や米国及びアジアの需要低迷、圧砕機は都市型解体工事の減少、林業機械や環境関連機器は国の林業関連施策の変更、木材需要や木材解体家屋の減少、ケーブルクレーンは国の公共投資政策の変更等により、ぞれぞれ売上に影響を及ぼす可能性があります。
当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクは、次のとおりであります。
M&Aに関する影響について
当社グループは、事業拡大のための経営資源を取得するためにM&Aを行っております。M&Aを実施する際には、将来にわたり安定的な収益を確保できることを十分に検討しておりますが、事業計画の進捗が見通しに比べ大幅に遅れる場合、または計画通りに収益を確保出来ない場合には、のれんに係る減損損失が発生する等により当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、生産・輸出の拡大により企業収益や雇用所得環境の改善が続く中、個人消費も持ち直し総じて緩やかな回復基調の中で推移しました。また、世界経済は先進国・新興国共に回復基調が持続する一方、米国トランプ政策の動向や地政学リスク等の不透明感が残る状況が続いています。
このような環境のもとで当社グループは、主力商品の圧砕機、油圧ブレーカ、環境関連機器、林業機械等の販売に注力しました結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高10,715,392千円(前年同期比16.6%増)、営業利益945,984千円(前年同期比21.7%増)、経常利益946,097千円(前年同期比21.9%増)と順調に推移したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益に関しては得意先の倒産関連による特別損失209,325千円を計上したこと等により416,030千円(前年同期比13.3%減)となりました。なお、最終的な損失につきましては今後の進展次第により減額される可能性があります。
また、平成29年10月に株式取得いたしました株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック、暁機工株式会社に関しては当第3四半期連結累計期間から連結対象とし、新たな報告セグメント「南星」として記載しております。
当第3四半期連結累計期間のセグメント別の業績は次のとおりであります。
国内セグメントは、売上高7,838,981千円(前年同期比3.7%増)となりました。機種別には、主力の圧砕機は再開発・耐震建替需要が堅調で売上高は4,182,714千円(前年同期比12.5%増)、油圧ブレーカは戦略商品投入やレンタル業者の需要回復により、売上高は657,290千円(前年同期比27.1%増)となりました。一方、環境関連機器はバイオマス発電向けなどの設備需要はあるものの、納期ずれ解消が遅れ、売上高は711,831千円(前年同期比37.0%減)と減収になりました。また、原材料売上高は889,377千円(前年同期比7.5%増)及び修理売上高は585,069千円(前年同期比7.9%増)となりました。
海外セグメントは、レンタル需要が回復するなど米国現地法人の売上が好調に推移した他、販売代理店拡充によりアジア・欧州も順調に伸び、売上高は2,102,632千円(前年同期比28.8%増)となりました。
南星セグメントは売上高773,779千円(3ヶ月累計)となりました。販売内容の主なものは林業機械、スクラップ用機械、車載・舶用クレーン、大型ウインチ、索道、ケーブルクレーン等となっております。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、18,900,340千円(前連結会計年度末15,599,432千円)となり3,300,908千円増加しました。現金及び預金が496,362千円減少しましたが、受取手形及び売掛金が691,800千円、建物及び構築物が625,073千円、商品及び製品が570,165千円、原材料及び貯蔵品が482,394千円それぞれ増加したことが主な要因です。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、11,078,321千円(前連結会計年度末8,104,855千円)となり2,973,466千円増加しました。長期借入金が201,706千円減少しましたが、短期借入金が1,920,404千円、支払手形及び買掛金が1,109,143千円それぞれ増加したことが主な要因です。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、7,822,018千円(前連結会計年度末7,494,576千円)となり327,442千円増加しました。剰余金処分として配当の支払158,778千円がありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益416,030千円を計上したことが主な要因です。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の総額は、74,858千円であります。また、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の重要な変更内容は次のとおりであります。
(南星)
① 林業用グラップル
A45系(12~15tショベル用)とA25系(7~10tショベル用)の林業用グラップルについてはモデルチェンジを行い、旋回速度アップとスウェーデン鋼の一部使用による耐久性アップを図りシリーズ化してきましたが、今回更にA20系(4~5tショベル用)についてもシリーズ化に向けたモデルチェンジを行っております。
② タワーヤーダ
林野庁の委託事業で開発中のタワーヤーダは、ウィンチ部とタワー部がそれぞれアタッチメントとして搭載可能な高性能林業機械ですが、ウィンチ部の操作性アップの改良を進めており、来年度の商品化を目指しております。またタワー部は自走式搬器で集材する現場の元柱として使用することができ、主索ウィンチ及びガイライン用ウィンチを内蔵し、架設時間の短縮が図れることから、タワー部単独での商品化も進めております。
③ プロセッサハーベスタ
7tショベル用はすでに発売しておりますが、新たに16tショベル用としてNPH-48を開発しました。従来からの高速送材を継承し、枝払い径を48cmとしましたので、十分に大径木化へのニーズに応えることができると考えております。
(5)従業員の状況
当第3四半期連結会計期間末の当社グループの従業員数は、前連結会計年度末の213名に比べて185名増加し、398名となりました。この主な理由は、株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック及び暁機工株式会社の新規連結によるものであります。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。その内容については、「(1) 経営成績の分析」をご覧ください。
(7)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次の通りであります。
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
資金調達方法 |
完了年月 |
投資金額 (千円) |
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㈱アイヨンテック |
埼玉工場 (埼玉県朝霞市) |
国内 |
建設機械の製造設備 |
自己資金 |
平成29年12月 |
220,781 |