尚、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で個人消費が底堅く推移し、住宅投資や公共投資が一時的に成長を押上げたものの、輸出の下振れや設備投資が弱めで推移するなど、全体としては引き続き力強さを欠く展開となっています。海外においては、米国経済の回復は力強さを欠き、中国を始めとする新興国の回復は遅れ、さらに英国のEU離脱問題による景気の下押しが懸念されるなど、先行き不透明な情勢にあります。
こうした情勢の下、当第3四半期連結累計期間における売上高は、機械製造販売事業の販売が増加したものの、化学工業製品販売事業の販売が減少したため、前年同期比1.9%減の28,373百万円となりました。利益面につきましては、機械製造販売事業が減益となりましたが、化学工業製品販売事業の収益が大幅に増加したことにより営業利益が前年同期比60.3%増の1,091百万円となりました。しかし、経常利益は為替差損が発生したことから前年同期比10.5%減の910百万円となり、さらに親会社株主に帰属する四半期純利益については連結子会社固定資産の減損損失を特別損失に計上したことから前年同期比43.0%減の441百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
(機械製造販売事業)
機械製造販売事業では、北米油井向けの機械、部品・修理の販売が減少したものの、国内官需向け機械、装置・工事および部品・修理、民需向け機械、装置・工事の販売が堅調に推移したため、当四半期連結累計期間の売上高は前年同期に比べ1.5%増加し6,495百万円となりました。
利益面につきましては、収益性の良い北米油井向けの販売の減少と一部滞留部品在庫の減価処理を行ったことを受け営業損益は前年同期に比べ29百万円損失が増加し128百万円の損失となりました。
(化学工業製品販売事業)
化学工業製品販売事業では、機能材料分野の半導体製造装置向けのセラミックス製品、化成品分野のインキ向け樹脂原料や紫外線硬化樹脂、工業材料分野の自動車および住宅・建設用途向け材料の販売が堅調に推移したものの、電子材料分野のワイヤ・ボンディング装置と半導体製造用途向け搬送用トレイ、香港拠点による樹脂原料および製品、国内合成樹脂分野の樹脂原料の販売が減少したことなどから、当四半期連結累計期間の売上高は前年同期に比べ2.9%減少し21,877百万円となりました。
利益面につきましては、収益性の良い商材の構成比率が高い工業材料分野、機能材料分野の販売が伸長したことから、営業利益は前年同期に比べ56.3%増加し1,219百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産は、現金及び預金が838百万円増加した一方、受取手形及び売掛金の1,128百万円減少などにより、前連結会計年度末に比べ253百万円(0.7%)減少し34,087百万円となりました。
負債は、賞与引当金が275百万円減少した一方、前受金の359百万円増加などにより、前連結会計年度末に比べ144百万円(1.6%)増加し9,285百万円となりました。
純資産は、その他有価証券評価差額金の111百万円減少および為替換算調整勘定の290百万円減少などにより、前連結会計年度末に比べ398百万円(1.6%)減少し24,801百万円となりました。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.6ポイント低下して72.8%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は105百万円です。当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動状況に重要な変更はありません。