第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安定着を主因とする企業収益の拡大を背景に、景気の緩やかな回復基調が続いているものの、中国経済を始めとする海外景気の下振れなど、わが国の景気を下押しするリスクが懸念され、先行き不透明な状況で推移致しました。

 当社グループの主要ユーザーであります医薬業界は、薬価改定やジェネリック医薬品使用促進などの医療費抑制策の強化や、研究開発費の高騰と開発リスクの増大などにより、先進国を中心に成長が鈍化しており、新興国への市場移行やジェネリック医薬品の市場拡大が進んでおります。

 こうした情勢のもと、当社グループは、独創的な新製品の開発や、顧客ニーズを捉えた営業活動を展開するとともに、積極的に新分野への展開を図ってまいりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高76億97百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益1億98百万円(同96.8%増)、経常利益2億52百万円(同78.8%増)、四半期純利益1億23百万円(同242.4%増)となりました。

 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

・機械部門

 造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲により受注は好調に推移し、売上高、営業利益共に増加となりました。

 この結果、売上高は49億92百万円(同23.5%増)、営業利益は1億52百万円(同21.6%増)となりました。

・化成品部門

 化成品部門においては、医薬品添加剤、食品品質保持剤は堅調に推移しましたが、当社技術を活用した栄養補助食品は、主要顧客の生産調整の影響を受け、売上高は減少となりました。一方で、付加価値の高い自社製品の拡販と原価低減を推し進めた結果、営業利益は増加となりました。

 この結果、売上高は、27億4百万円(同18.7%減)、営業利益は2億19百万円(同13.6%増)となりました。

(2)財政状態

 当第2四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ85百万円増加し、173億62百万円となりました。増減の主な要因は、受取手形及び売掛金が8億82百万円、現金及び預金が2億29百万円減少したものの、仕掛品が10億34百万円、商品及び製品が1億20百万円増加したことによるものであります。

 また、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ4億14百万円増加し、65億12百万円となりました。

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億29百万円減少し、108億50百万円となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末に比べ99百万円減少し44億48百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

 ①営業活動によるキャッシュ・フロー

 営業活動の結果、増加した資金は4億72百万円(前年同期は6億45百万円の減少)となりました。これはたな卸資産の増加10億45百万円等の減少要因があったものの、売上債権の減少7億43百万円、前受金の増加7億16百万円といった増加要因があった為であります。

 ②投資活動によるキャッシュ・フロー

 投資活動の結果、減少した資金は2億78百万円(前年同期は1億8百万円の減少)となりました。これは定期預金の払戻による収入1億7百万円、保険積立金の解約による収入42百万円等の増加要因があったものの、少数株主からの子会社株式取得による支出2億64百万円、有形固定資産の取得による支出1億60百万円等の減少要因があった為であります。

 ③財務活動によるキャッシュ・フロー

 財務活動の結果、減少した資金は2億99百万円(前年同期は2億53百万円の減少)となりました。これは主に配当金の支払2億57百万円によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 アイルランドで新剤形の開発を手掛けているFREUND PHARMATEC LTD.は、設立5年目を迎え業績への寄与が遅れており、引き続き優先して取り組むべき経営課題と位置付けております。

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億75百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。