第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安を背景とした企業収益の改善により、景気の緩やかな回復基調が続いている一方で、中国経済を始めとするアジア新興国等の景気が下振れし、わが国の景気が下押しされるリスクが懸念され、先行き不透明な状況で推移致しました。

 当社グループの主要ユーザーであります医薬業界は、薬価改定やジェネリック医薬品使用促進などの医療費抑制策の強化や、研究開発費の高騰と開発リスクの増大などにより、先進国を中心に成長が鈍化しており、新興国への市場移行やジェネリック医薬品の市場拡大が進んでおります。

 こうした情勢のもと、当社グループは、独創的な新製品の開発や、顧客ニーズを捉えた営業活動を展開するとともに、積極的に新分野への展開を図ってまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高130億81百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益7億27百万円(同24.3%増)、経常利益7億84百万円(同17.6%増)、四半期純利益4億22百万円(同25.5%増)となりました。

 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

・機械部門

 造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲により受注は好調に推移し、売上高は増加となりました。米国子会社FREUND-VECTOR CORPORATIONにおいては、業績拡大に向けた償却負担や研究開発費の増加もあり、また、国内における人件費の増加等により、営業利益は減少となりました。

 この結果、売上高は86億63百万円(同21.2%増)、営業利益は5億78百万円(同5.5%減)となりました。

・化成品部門

 化成品部門においては、栄養補助食品の売上高は、受注生産のため減少を余儀なくされましたが、医薬品添加剤、食品品質保持剤は堅調に推移しました。また、付加価値の高い自社製品の拡販と原価低減を推し進めた結果、営業利益は増加となりました。

 この結果、売上高は44億17百万円(同9.1%減)、営業利益は4億4百万円(同25.7%増)となりました。

(2)財政状態

 当第3四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ35百万円増加し、173億13百万円となりました。増減の主な内訳は、現金及び預金が8億29百万円減少、有形固定資産が1億4百万円減少したものの、仕掛品が9億73百万円増加したことによるものであります。

 また、当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1億28百万円増加し、62億25百万円となりました。増減の主な内訳は、前受金が4億35百万円増加したことによるものであります。

 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ92百万円減少し、110億87百万円となりました。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 アイルランドで新剤形の開発を手掛けているFREUND PHARMATEC LTD.は、欧州においては保有する製剤技術力について一定の評価を受けており、次のステップへの取り組みを進めております。

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億52百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。