(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が見られる一方で、年初からの円高進行を受けて企業収益の改善に足踏みが見られることや、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、わが国の景気が下押しされるリスクが懸念される等、景気回復ペースは依然として鈍い状況が続きました。
当社グループの主要ユーザーであります医薬品業界は、薬価改定やジェネリック医薬品使用促進などの医療費抑制策強化や、研究開発費の高騰と開発リスクの増大などにより、先進国を中心に成長が鈍化しており、新興国への市場移行が進んでいます。
こうした情勢のもと、当社グループは、独創的な新製品の開発により、顧客ニーズを捉えた営業活動を展開するとともに、積極的に新分野への展開を図ってまいりました。
この結果、売上高39億12百万円(前年同期比30.3%増)、営業利益2億95百万円(前年同四半期は24百万円の営業損失)、経常利益3億14百万円(前年同四半期は0.4百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益48百万円(前年同四半期は29百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
・機械部門
造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲により、受注は引続き好調に推移し、売上高・営業利益とも増加となりました。
この結果、売上高は24億13百万円(前年同期比32.2%増)、営業利益は2億20百万円(前年同四半期は9百万円の営業損失)となりました。
・化成品部門
化成品部門においては、食品品質保持剤は、競争激化のなか売上高・営業利益とも微減となりましたが、医薬品の経口剤に使用される機能性添加剤は、ジェネリック向けを主体に好調を維持し、また、当社技術を活用した栄養補助食品も堅調に推移しました。
この結果、売上高は14億98百万円(前年同期比27.4%増)、営業利益は1億78百万円(前年同期比117.5%増)となりました。
(2)財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億50百万円減少し、170億56百万円となりました。増減の主な要因は、仕掛品が4億11百万円、現金及び預金が2億21百万円、電子記録債権が1億75百万円増加したものの、売掛金及び受取手形が10億37百万円減少したためであります。
また、当第1四半期連結会計期間末の総負債合計は、前連結会計年度末に比べ2億19百万円増加し、58億96百万円となりました。増減の主な要因は、電子記録債務が1億10百万円、未払法人税等が49百万円減少したものの、前受金が4億13百万円増加したためであります。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億70百万円減少し、111億59百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億53百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。