(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不透明感に起因する円高進行などから、企業収益の改善に足踏みが見られる状況にありました。しかしながら、11月の米国大統領選後に、新政権下での財政拡大路線が強まるとの期待を背景に、米国金利の上昇による日米金利差の拡大を主因としたドル高・円安基調に転じました。このため、企業収益は高水準を維持したまま底入れすることが予想されるなど、景気は引き続き緩やかな回復基調が続いております。
当社グループの主要ユーザーであります医薬品業界は、薬価改定やジェネリック医薬品使用促進などの医療費抑制策の強化や、研究開発費の高騰と開発リスクの増大などにより、先進国を中心に成長が鈍化しており、新興国への市場移行やジェネリック医薬品の市場拡大が進んでおります。
こうした情勢のもと、当社グループは、独創的な新製品の開発や、顧客ニーズを捉えた営業活動を展開するとともに、積極的に新分野への展開を図ってまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高147億67百万円(前年同期比12.9%増)、営業利益14億41百万円(同98.2%増)、経常利益14億86百万円(同89.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億15百万円(同93.1%増)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
・機械部門
造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲により受注は好調に推移し、売上高、営業利益共に増加となりました。
この結果、売上高は100億3百万円(同15.5%増)、営業利益は11億54百万円(同99.6%増)となりました。
・化成品部門
化成品部門においては、食品品質保持剤は、競争激化のなか売上高・営業利益とも微減となりましたが、医薬品の経口剤に使用される機能性添加剤は、ジェネリック向けを主体に好調を維持し、また、当社技術を活用した栄養補助食品も堅調に推移しました。
この結果、売上高は47億63百万円(同7.8%増)、営業利益は6億2百万円(同48.7%増)となりました。
(2) 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ12億5百万円増加し、184億11百万円となりました。増減の主な内訳は、受取手形及び売掛金が3億76百万円減少したものの、現金及び預金が13億65百万円、仕掛品が1億37百万円増加したことによるものであります。
また、当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ10億11百万円増加し、66億89百万円となりました。増減の主な内訳は、前受金が8億8百万円増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億93百万円増加し、117億22百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億44百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。