当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や、雇用・所得環境の改善が見られ、緩やかな回復基調が続きました。
一方で、米国の政治的不透明感や、北朝鮮を巡る地政学リスクの高まり等もあり、金融市場の変動や輸出に起因する国内景気の下押しリスクには、引き続き留意が必要な状況にあります。
当社グループの主要ユーザーであります医薬品業界は、薬価改定やジェネリック医薬品使用促進などの医療費抑制策強化や、研究開発費の高騰と開発リスクの増大などにより、先進国を中心に成長が鈍化しており、新興国への市場移行やジェネリック医薬品の市場拡大が進んでおります。
また、政府によるジェネリック医薬品の使用促進政策により、ジェネリック医薬品業界の設備投資が活発化され、当社の業績に寄与してまいりましたが、今後、ジェネリック医薬品の薬価引き下げが顕在化し、設備投資が抑制される可能性があります。
こうした情勢のもと、当社グループは、独創的な新製品の開発や、顧客ニーズを捉えた営業活動を展開するとともに、積極的に新分野への展開を図ってまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高44億72百万円(前年同期比14.3%増)、営業利益3億87百万円(前年同期比31.3%増)、経常利益3億97百万円(前年同期比26.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億74百万円(前年同期比464.9%増)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲により、前期末の受注残高が過去最高の実績となったこともあり、売上は順調に推移し、売上高・営業利益ともに増加となりました。
この結果、売上高は31億98百万円(前年同期比32.5%増)、営業利益は3億26百万円(前年同期比48.1%増)となりました。
医薬品の経口剤に使用される機能性添加剤は、一部の医薬品メーカーの在庫調整の影響もあり、売上高・営業利益ともに減少となりました。
食品品質保持剤は、積極的な営業展開を図りましたが、価格競争激化のなか、売上高は微増となったものの営業利益は、ほぼ横ばいとなりました。
また、当社技術を活用した栄養補助食品は、主要顧客の生産調整の影響により、売上高は減少となりました。
この結果、売上高は12億74百万円(前年同期比15.0%減)、営業利益は1億96百万円(前年同期比10.1%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億61百万円減少し、184億39百万円となりました。増減の主な要因は、仕掛品が2億15百万円、原材料及び貯蔵品が1億22百万円増加したものの、現金及び預金が8億29百万円、受取手形及び売掛金が1億30百万円減少したためであります。
また、当第1四半期連結会計期間末の総負債合計は、前連結会計年度末に比べ5億57百万円減少し、63億58百万円となりました。増減の主な要因は、賞与引当金が1億7百万円増加したものの、電子記録債務が1億29百万円、未払法人税等が3億12百万円減少したためであります。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億4百万円減少し、120億81百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億3百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。