第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況 

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益・雇用・所得環境を背景に、緩やかな回復基調が続きました。

一方で世界経済は、米国の保護主義的な通商政策により中国との緊張感が高まっており、欧州では英国のEU離脱を巡る混迷など不透明さを増しつつあります。こうしたなか、「円」は、相対的な安心感から強含みでの推移が見込まれ、企業業績への影響も予想されています。

当社グループの主要ユーザーであります医薬品業界は、薬価改定やジェネリック医薬品使用促進などの医療費抑制策の強化や、研究開発費の高騰と開発リスクの増大などへの対応を迫られております。

こうした情勢のもと、当社グループは、第7次中期経営計画(2018年2月期~2022年2月期)の2年目を迎え、前期3年間は成長基盤構築の時期と捉え、後期2年間の飛躍期に備える事としております。

当期(2018年3月1日~2019年2月28日)の具体的な課題として、

①米国・アジアでの事業強化(機械装置・化成品両面)で、より積極的な海外展開

②市場ニーズの強い新製品(連続造粒システム・錠剤印刷機)の本格的な業績への寄与

③リチウムイオン電池など新素材に関わる産業用機械ビジネスへの進出

④オープンイノベーションをベースとした産学との連携強化

⑤技術交流などを通じた人財育成

などに取り組み、将来の業容拡大に向けた経営基盤を整備しております。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高132億43百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益6億70百万円(前年同期比41.9%減)、経常利益7億70百万円(前年同期比34.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億23百万円(前年同期比38.4%減)となりました。

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

・機械部門

造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、積極的な営業活動を展開して参りましたが、錠剤印刷機など新製品の本格的な拡販が遅れており、売上高、営業利益とも減少となりました。

この結果、売上高は87億23百万円(同10.5%減)、セグメント利益は2億95百万円(同67.5%減)となりました。

・化成品部門

医薬品の経口剤に使用される医薬品添加剤は、国内での大幅な需要増加と、積極的な海外進出により好調であったことにより、売上高、営業利益ともに増加となりました。特に、自社生産している医薬品添加剤は、速やかに増産体制を整え、お客さまのニーズに迅速・的確に応える準備をしています。

また、食品品質保持剤は、海外市場の開拓にも取り組むなど積極的な営業展開を図り、売上高、営業利益ともに増加となりました。

この結果、売上高は45億19百万円(同13.0%増)、セグメント利益は7億81百万円(同31.5%増)となりました。

 

 

(2) 財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ13億99百万円減少し、177億26百万円となりました。増減の主な要因は、電子記録債権が1億32百万円、商品及び製品が1億30百万円、原材料及び貯蔵品が1億54百万円増加したものの、現金及び預金が17億33百万円、仕掛品が2億50百万円減少したことによるものであります。

また、当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ11億10百万円減少し、47億72百万円となりました。増減の主な要因は、電子記録債務1億29百万円、支払手形及び買掛金が3億50百万円、未払法人税等が2億81百万円、前受金が4億12百万円減少したことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2億88百万円減少し、129億53百万円となりました。増減の主な要因は、自己株式の取得により5億72百万円減少したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6億20百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。