第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業環境は、北米、欧州、日本、中国をはじめとするアジア地域において製造業の自動化・省力化投資が旺盛であったことの影響を受け、総じて良好に推移しました。

用途別の売上高につきましては、前年同期比でスマートフォン、タブレット、家電製品、自動車などの生産ラインで使われる産業用ロボット向けが大幅に増加しました。また、半導体製造装置向けも、産業用機器、車載、データセンター向けデバイスの需要増加などを背景に設備投資が良好に推移したことにより増加しました。加えて、フラットパネルディスプレイ製造装置向けも液晶パネルや有機ELパネルの増産投資が高水準であったことにより増加しました。
 さらに、平成29年3月に持分法適用会社であったドイツ国のハーモニック・ドライブ・アーゲーを買収し子会社化したことにより、同社の売上高が当社グループの連結売上高として計上されたことも、前年同期比で増収の要因となりました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比71.9%増加の250億14百万円となりました。

損益面につきましては、生産能力の増強投資を実行したことによる減価償却費の増加に加え、急激な需要増加に対応するため製造部員を増員したことによる人件費の増加などがありましたが、増収による増益効果がこれらを上回り、売上総利益は前年同期比74.9%増加の120億58百万円となりました。また、営業利益につきましても、ハーモニック・ドライブ・アーゲーの子会社化に伴うのれんの償却負担の増加などにより販売費及び一般管理費が増加しましたが、売上総利益の増加により、前年同期比59.4%増加の63億41百万円となりました。加えて、経常利益につきましても、支払利息の増加や持分法投資利益の減少などの減益要因があったものの、営業利益の増加により前年同期比49.4%増加の62億19百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も前年同期比34.6%増加の37億4百万円となりました。

なお、製品群別の売上高は、減速装置が前年同期比74.9%増加の204億31百万円、メカトロニクス製品が同59.7%増加の45億82百万円で、売上高比率はそれぞれ、81.7%、18.3%となりました。

 

報告セグメントの業績は、以下のとおりであります。

(日本)

産業用ロボット向けをはじめ、半導体製造装置向け、フラットパネルディスプレイ製造装置向け、モーターメーカー向けギアヘッドなどの主要用途全般が増加し、売上高は前年同期比31.9%増加の161億52百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)は前年同期比54.5%増加の66億90百万円となりました。

 

(北米)

医療機器向け、半導体製造装置向け、工作機械向けを中心に需要が増加したことにより、売上高は前年同期比9.3%増加の25億15百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)は、販売費及び一般管理費が増加した影響などにより、前年同期比0.9%増加の3億66百万円と前年同期と同水準となりました。

 

(欧州)

主に産業用ロボット向け、半導体製造装置向けの需要が増加したことなどから良好な事業環境となりました。また、持分法適用会社であったハーモニック・ドライブ・アーゲーを子会社化した影響により、売上高は63億45百万円、セグメント利益(経常利益)は、前年同期比74.3%増加の3億73百万円となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比で117億42百万円増加(前連結会計年度末比13.4%増)し、994億77百万円となりました。これは、保有する関係会社株式の時価の上昇による投資その他の資産が41億86百万円増加(前連結会計年度末比35.5%増)、売上高の増加により受取手形及び売掛金が36億7百万円増加(前連結会計年度末比33.4%増)したことに加え、外貨建のれんの期末換算によりのれんが27億10百万円増加(前連結会計年度末比8.1%増)したことが主な要因です。

負債は、前連結会計年度末に比べて21億61百万円増加(前連結会計年度末比7.1%増)し、324億95百万円となりました。これは、繰延税金負債が13億1百万円増加(前連結会計年度末比49.1%増)、その他流動負債が11億35百万円増加(前連結会計年度末比48.2%増)したことが主な要因です。

純資産は、前連結会計年度末比で95億81百万円増加(前連結会計年度末比16.7%増)し、669億81百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が37億93百万円増加(前連結会計年度末は△6億11百万円)、保有する関係会社株式の上昇によるその他有価証券評価差額金が28億43百万円増加(前連結会計年度末比54.0%増)したことに加え、利益剰余金が27億88百万円増加(前連結会計年度末比6.1%増)したことが主な要因です。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の62.7%から64.8%になりました。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて15億66百万円減少し、81億2百万円となりました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動による収入は14億80百万円となりました。(前年同期は33億82百万円の収入)
 これは、売上債権の増加による支出が35億44百万円、法人税等の支払いが22億93百万円ありましたが、税金等調整前四半期純利益による収入を62億18百万円計上したことが主な要因です。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動による支出は19億73百万円となりました。(前年同期は10億33百万円の支出)

これは、有形固定資産の取得による支出が21億74百万円あったことが主な要因です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動による支出は10億37百万円となりました。(前年同期は9億91百万円の支出)
 これは、配当金の支払いが9億15百万円あったことが主な要因です。

 

 

(4) 事業及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7億14百万円であります。