当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)における当社グループの事業環境は、半導体市場全般の投資先送りに加え、米中貿易摩擦の長期化を背景とした先行き不透明感が増し、世界的に設備投資に慎重な姿勢が強まったことから、総じて厳しい状況となりました。
用途別の売上高につきましては、前年同期比で、自動車やスマートフォン、家電などの生産自動化に使用される産業用ロボット向けが減少したことに加え、半導体製造装置向け、モーターメーカー向けギアヘッドなど主要用途全般が減少しました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比37.4%減少の215億77百万円となりました。
損益面につきましては、このような厳しい事業環境を乗り越えるため、設備投資の一部凍結、固定費の削減、徹底した経費管理による一般管理費の削減に取り組んでまいりましたが、売上高の減少による影響を吸収するには至らず、営業利益は前年同期比84.5%減少の13億83百万円となりました。また、主に営業利益の減益に伴い、親会社株主に帰属する四半期純利益も前年同期比95.3%減少の2億80百万円となりました。
なお、製品群別の売上高は、減速装置が前年同期比43.7%減少の163億34百万円、メカトロニクス製品が同4.4%減少の52億42百万円で、売上高比率はそれぞれ、75.7%、24.3%となりました。
報告セグメントの業績は、以下のとおりであります。
(日本)
産業用ロボット向けをはじめ、半導体製造装置向け、モーターメーカー向けギアヘッドなどの主要用途全般が減少し、売上高は前年同期比54.4%減少の106億67百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)は前年同期比79.8%減少の18億31百万円となりました。
(北米)
医療機器向け、サービスロボット向けを中心に需要が増加したことにより、売上高は前年同期比12.3%増加の35億99百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)は、販売費及び一般管理費は増加したものの、売上高の増加による増益効果が上回り、前年同期比38.4%増加の8億31百万円となりました。
(欧州)
主に産業用ロボット向けの需要が減少したことなどから、売上高は前年同期比7.1%減少の73億11百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)は前年同期比93.4%減少の53百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比で33億1百万円減少(前連結会計年度末比2.4%減)し、1,346億94百万円となりました。これは、会計基準の変更に伴い海外子会社のリース資産をオンバランスした影響等により、有形固定資産が57億49百万円増加(前連結会計年度末比14.1%増)した一方で、売上高の減少により、受取手形及び売掛金が85億17百万円減少(前連結会計年度末比49.0%減)したことが主な要因です。
負債は、前連結会計年度末に比べて10億55百万円減少(前連結会計年度末比3.6%減)し、285億39百万円となりました。これは、長期借入金が47億3百万円増加(前連結会計年度末比272.5%増)した一方で、その他流動負債が44億6百万円減少(前連結会計年度末比60.5%減)したことに加え、未払法人税等が20億93百万円減少(前連結会計年度末比86.7%減)したことが主な要因です。
純資産は、前連結会計年度末比で22億45百万円減少(前連結会計年度末比2.1%減)し、1,061億55百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が17億24百万円減少(前連結会計年度末比230.3%減)したことに加え、期末配当を実施したことにより、利益剰余金が15億48百万円減少(前連結会計年度末比2.6%減)したことが主な要因です。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の75.5%から75.1%になりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて25億90百万円増加し、201億90百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による収入は87億56百万円となりました。(前年同期は35億55百万円の収入)
これは、法人税等の支払いによる支出が29億24百万円あったものの、売上債権の減少による収入を83億92百万円、減価償却費を33億13百万円計上したことが主な要因です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による支出は96億38百万円となりました。(前年同期は84億15百万円の支出)
これは、有形固定資産の取得による支出が95億63百万円あったことが主な要因です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による収入は35億22百万円となりました。(前年同期は11億26百万円の支出)
これは、配当金の支払いが18億28百万円あったものの、長期借入れによる収入が50億円あったことが主な要因です。
(4) 事業及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は11億66百万円であります。
(6) 主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(新設)
有明工場
前連結会計年度末に計画していた有明工場を2019年9月に新設いたしました。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。