第2【事業の状況】

当社グループは、消費税等の会計処理につき税抜方式を採用しているため、以下の記載金額には消費税等は含まれておりません。

 

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成30年1月1日から平成30年6月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境、個人所得に改善が見られ、緩やかな回復基調が続いております。しかし、一方では、金融資本市場の変動、海外の政治・経済動向など不確定な要素も増しており、景気の先行きは不透明な状況が継続しております。

当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では、上下水道関連施設の更新・改修・機能強化(遠隔監視等)、災害対策などの需要が引き続き活発であります。また、民間分野では、首都圏を中心とした都市再開発需要が依然として底堅いものの、景気の先行きの不透明感を反映し、一部に停滞感も見られつつあります。

このような事業環境の下、当社グループは、企業価値の向上を目指し、以下の戦略に取り組んでおります。

(環境関連)

自社製品を核とした収益基盤の拡大を図るために、

① 既存製品の競争力を強化する。

② メンテナンス・サービスを強化し、アフターマーケットを獲得する。

③ 製品・技術開発によって継続的に新商材を投入する。

(水処理関連)

販売エリアの拡大と営業力強化のために、

① 西日本を中心とした販売実績の少ないエリアへのアプローチを強化する。

② 高まる防災需要へのアプローチを強化する。

③ 選別受注、積算精度の向上、原価意識の徹底など売上総利益率向上のための取り組みを継続する。

(風水力冷熱機器等関連)

引き続き活発な建設需要を取り込むために、

① 都市再開発、東京オリンピック・パラリンピック需要などに対するアプローチを継続する。

② 多様化するニーズに対応し、取扱製品の拡充を図る。

 

これらの活動の結果、当第2四半期連結累計期間の受注高は11,167百万円(前年同期比18.2%減)、売上高は16,081百万円(前年同期比11.7%増)、営業利益は1,749百万円(前年同期比24.9%増)、経常利益は1,800百万円(前年同期比22.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,264百万円(前年同期比20.4%増)となりました。

 

セグメントの業績は、以下のとおりであります。

(環境関連)

環境関連製品の製造・販売を手掛ける当セグメントの受注高は、脱臭分野では前年同期を上回ったものの、計測、省エネブロワ、水処理プラント分野で前年同期を下回りました。売上高は、省エネブロワ分野では前年同期に比べ減少したものの、期首受注残高の増加を背景に計測、脱臭、水処理プラント分野で前年同期を上回りました。

これらの結果、当セグメントの受注高は2,976百万円(前年同期比9.8%減)、売上高は2,881百万円(前年同期比19.1%増)となりました。また、セグメント利益も売上高の増加に伴い、前年同期比104.3%増となる574百万円となりました

(水処理関連)

上下水道向けの設計・施工を手掛ける当セグメントの受注高は、公共案件の発注時期が前年に比べ遅れている面もあり、前年同期39.7%減の3,088百万円となりました。売上高は、期首受注残高の増加を背景に前年同期比20.4%増の8,278百万円となりました。また、セグメント利益も売上高の増加に伴い、前年同期比25.0%増となる1,176百万円となりました

(風水力冷熱機器等関連)

主にポンプ、冷凍機、空調機器などを商社として販売する当セグメントは、首都圏の再開発案件などにやや一服感も見られ、受注高は、前年同期比2.5%減の5,102百万円となり、売上高も前年同期比3.4%減の4,921百万円となりました。また、セグメント利益も売上高の減少に伴い、前年同期比35.4%減の349百万円となりました。

 

当第2四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

環境関連

2,976

90.2

2,865

108.8

水処理関連

3,088

60.3

8,980

107.5

風水力冷熱機器等関連

5,102

97.5

4,225

112.4

合計

11,167

81.8

16,071

109.0

 

(2)財政状態

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は28,304百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,313百万円の増加となりました。主な要因は、現金及び預金の増加4,866百万円、受取手形及び売掛金の減少1,317百万円、たな卸資産の減少164百万円、投資有価証券の減少468百万円等であります。

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は15,063百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,841百万円の増加となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加1,800百万円等であります。

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は13,241百万円となり、前連結会計年度末に比べ471百万円の増加となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益1,264百万円の計上、剰余金の配当184百万円、自己株式の取得278百万円、保有有価証券の時価下落によるその他有価証券評価差額金の減少341百万円等であります。この結果、自己資本比率は46.8%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,730百万円増加し8,491百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は5,409百万円(前年同期は3,534百万円の獲得)となりました。

税金等調整前四半期純利益1,800百万円の計上に加え、売上債権が1,317百万円減少し、仕入債務が1,800百万円増加するなどしたため、営業活動全体では5,409百万円の増加となったものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は215百万円(前年同期は59百万円の使用)となりました。

主な内訳は、有形固定資産の取得による支出143百万円などであります

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は463百万円(前年同期は151百万円の使用)となりました。

主な内訳は、配当金の支払額184百万円、自己株式の取得による支出278百万円などであります

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は337百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。