第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)における世界経済は、期の後半にかけて中国を中心とした新興国経済の失速、資源価格の下落などにより減速感が強まりましたが、米国・欧州の先進国の堅調な需要に支えられ底堅く推移しました。また、国内経済については、世界経済の先行き不透明感が強まり、市場ごとに好不調が混在する状況は続いたものの、全体としては総じて緩やかな回復基調が続きました。

当社グループを取り巻く経営環境を見ると、主にスマートフォン関連の需要が堅調に推移し、当社グループの主要な取引先である光学・電子デバイス業界を牽引しました。上期好調に推移した圧電部品に関する設備投資はやや一服感が出てきましたが、デバイスメーカ各社の次世代製品に向けた取り組みは継続しました。

こうした環境の中、当社グループでは、好調な市場を捉え拡販に注力するとともに、既存技術応用分野や新規市場の開拓に引き続き取り組んでまいりました。また、次世代製品に向けたデバイスメーカからの依頼実験への対応や製品開発にも積極的に対応してまいりました。

生産面では、上期の好調な受注を背景に生産量が増加し、高い稼働率で推移しました。また、メンテナンス性の改善や社内検査の強化による品質向上を継続してまいりました。

損益面では、量産効果や稼働率が向上したことに伴う原価低減効果やグループ一丸となって取り組んでいるコストダウン推進などにより利益率の改善が進みました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は受注高77億83百万円(前年同四半期比28.4%増)、売上高73億72百万円(同22.7%増)となりました。

損益につきましては、経常利益10億2百万円(前年同四半期比142.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億59百万円(同132.2%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

  ①真空技術応用装置事業

真空技術応用装置事業の業績につきましては、主にスマートフォン向け電子部品製造用の設備投資が堅調に推移いたしました。受注高は63億12百万円(前年同四半期比41.7%増)、売上高は59億2百万円(同34.1%増)、セグメント利益は13億41百万円(同211.3%増)となりました。

業界別の状況は以下のとおりであります。

 

 

(水晶デバイス装置)

水晶デバイス業界では、主に周波数調整工程向けの最新装置の拡販を推進してまいりましたが、設備投資に対する力強さに欠ける状況で推移いたしました。 

水晶デバイス装置の受注高は7億40百万円(前年同四半期比16.7%減)、売上高は9億72百万円(同14.8%増)となりました。

 

(光学装置)

光学業界では、反射防止膜成膜装置の受注が堅調に推移いたしました。受注競争が激しい中、地道な営業活動を展開し利益確保に努めました。

光学装置の受注高は15億13百万円(前年同四半期比13.0%減)、売上高は11億82百万円(同55.8%減)となりました。

 

(電子部品装置・その他装置)

電子部品業界では、スマートフォン向け圧電部品製造用装置の受注が、上期に比べるとやや一服感が出たものの堅調に推移いたしました。また、既存技術応用分野及び新規市場の開拓について継続して推進してまいりました。 

電子部品装置・その他装置の受注高は40億58百万円(前年同四半期比122.0%増)、売上高は37億47百万円(同325.1%増)となりました。

 

  ②サービス事業

サービス事業につきましては、ユーザーに対する当社装置の稼働状況の定期的な確認を励行するとともに、生産終了に伴うサポート終了品及び更新機種のご案内を積極的に行い、装置の改造・修理や消耗品の販売に努めてまいりました。 

サービス事業の売上高は14億70百万円(前年同四半期比8.5%減)、セグメント利益は3億72百万円(同20.3%減)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億97百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。