第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日)における世界経済は、総じて緩やかに回復しました。米国では景気の着実な回復が続き、欧州でも消費が増加、機械設備投資が緩やかに増加し、中国では各種政策効果もあり景気持ち直しの動きが続きました。国内経済は、企業収益の改善等を背景に緩やかな回復基調が続きました。

当社グループを取り巻く経営環境を見ると、スマートフォン・車載関連を中心に電子部品需要が堅調に推移しました。電子デバイスメーカ各社の設備投資意欲も継続し、また、次世代製品開発についても引き続き積極的な取り組み姿勢が見られました。

こうした環境の中、当社グループでは好調な市場を捉え、既存分野への深掘りによる拡販を推進するとともに、既存技術応用分野や新規市場の開拓に注力しました。また、次世代製品に向けた電子デバイスメーカからの依頼実験や製品開発にも継続性を持って取り組むことで事業の拡大を図ってまいりました。

生産面では、前期の受注残及び堅調な受注を背景に生産量が安定するとともに、稼働率は良好に推移しました。また、メンテナンス性改善や社内検査の強化など、さらなる品質向上に取り組みました。

損益面では、安定した稼働率とグループ一丸となって取り組んでいるコストダウンの推進等により利益率の改善に努めました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、受注高は82億56百万円(前年同四半期比17.1%増)、売上高は89億38百万円(同50.8%増)となりました。

損益につきましては、経常利益15億4百万円(前年同四半期比156.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億97百万円(同162.8%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

  ①真空技術応用装置事業

真空技術応用装置事業の業績につきましては、受注は主にスマートフォンや自動車等に搭載される電子部品、光学部品向けの製造装置が好調に推移しました。受注高は68億6百万円(前年同四半期比17.5%増)、売上高は74億88百万円(同60.4%増)、セグメント利益は18億98百万円(同86.8%増)となりました。

業界別の状況は以下のとおりであります。

 

 

(水晶デバイス装置)

水晶デバイス業界では、周波数調整工程向けの装置を中心に受注が堅調に推移しました。

水晶デバイス装置の受注高は26億68百万円(前年同四半期比23.8%増)、売上高は24億81百万円(同57.7%増)となりました。

 

(光学装置)

光学業界では、反射防止膜成膜装置を中心に、期初受注残を着実に納品し売上計上しました。また、受注は増反射膜成膜装置の受注獲得などもあり堅調に推移しました。

光学装置の受注高は23億7百万円(前年同四半期比18.2%増)、売上高は33億90百万円(同225.2%増)となりました。

 

(電子部品装置・その他装置)

電子部品業界では、自動車のリフレクター向け装置の受注など、既存技術応用分野及び新規市場の開拓に地道に取り組んできた成果が徐々に出てきました。

電子部品装置・その他装置の受注高は18億29百万円(前年同四半期比8.7%増)、売上高は16億17百万円(同21.2%減)となりました。

 

  ②サービス事業

サービス事業につきましては、当社装置ユーザーに対する定期的な稼働状況確認など積極的に働きかけることで、装置の改造・修理や消耗品の販売に努めました。

サービス事業の売上高は14億50百万円(前年同四半期比15.3%増)、セグメント利益は3億45百万円(同20.9%増)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3億円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。