当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結会社)が判断したものであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は115億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億63百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が4億42百万円減少したものの、仕掛品が4億94百万円、受取手形及び売掛金が2億81百万円増加したことによるものです。固定資産は40億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ25百万円増加しました。これは主に、投資有価証券が50百万円増加したことによるものです。
この結果、総資産は156億円となり、前連結会計年度末に比べ2億88百万円増加しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は43億81百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億48百万円減少しました。これは主に、前受金が1億12百万円増加したものの、1年内償還予定の社債が4億50百万円、電子記録債務が3億1百万円減少したことによるものです。固定負債は9億57百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億82百万円増加しました。これは主に、社債が4億50百万円、長期借入金が1億円増加したことによるものです。
この結果、負債合計は53億38百万円となり、前連結会計年度末に比べ33百万円増加しました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は102億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億54百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が1億35百万円、為替換算調整勘定が82百万円増加したことによるものです。
負債が減少し純資産が増加した結果、自己資本比率は65.8%(前連結会計年度末は65.4%)となりました。
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」)のワクチン接種率上昇により、経済活動が再開された欧米諸国では持ち直しの兆しがありますが、新たな変異株などによる感染拡大リスクが払拭されておらず、予断を許さない状況にあります。
わが国経済は、感染症の影響により依然厳しい状況にあるなか、ワクチン接種率上昇などにより9月に入り新規感染者数は急速に減少、一部の地域に発出されていた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置は全て解除されました。景気は持ち直しの動きが続いているものの、個人消費の弱い動きの継続や輸出増勢の鈍化などにより持ち直しのテンポが弱まっており、先行きは不透明な状況となっております。
当社グループを取り巻く経営環境を見ると、第5世代移動体通信システムの普及、自動車の電装化、IoTで全ての人とモノがつながる社会の実現に向けた次世代通信への需要拡大、新たに創造される常識や価値観に対応するための技術革新を背景に、当社グループの主要取引先である電子部品業界の増産や次世代電子部品開発への取り組みは継続しました。
こうした環境の中、当社グループは、電子部品メーカからのサンプル成膜依頼や共同開発に積極的に取り組み、持ち込まれた「種」を「芽」に、そして「実」にするため、既存技術応用分野及び新規市場の開拓を含めた営業活動を継続しました。
生産面では、高水準の受注残を背景に工場稼働は安定推移しました。リモート支援方式での海外子会社による据付作業も活用しつつ、感染症対策を徹底したうえで、装置の納品を進めましたが、海外への据付作業員の出張制限や顧客事情により納品スケジュールが後倒しとなる案件がありました。
損益面では、案件ごとの利益率向上、品質管理体制強化による初期不良抑制に継続的に取り組み、利益確保に努めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、受注高は66億24百万円(前年同四半期比67.3%増)、売上高は54億26百万円(同3.9%減)となりました。
セグメント別の状況は、次のとおりであります。
①真空技術応用装置事業
真空技術応用装置事業の受注高は58億1百万円(前年同四半期比90.4%増)、売上高は46億2百万円(同2.7%減)、セグメント利益は11億24百万円(同5.7%増)となりました。
業界別の状況は以下のとおりであります。
(水晶デバイス装置)
水晶デバイス業界では、国内外デバイスメーカによる活発な設備投資の動きが続き、周波数調整工程向け装置を中心に受注に努めました。売上に関しては、感染症の影響による検収遅延や顧客の生産計画により納品スケジュールが後倒しとなる案件がありました。
水晶デバイス装置の受注高は27億16百万円(前年同四半期比29.2%増)、売上高は29億60百万円(同79.5%増)となりました。
(光学装置)
光学業界では、装置の引き合いが継続し、期後半からは受注に至る案件が増加傾向となりました。売上に関しては、顧客工場内設備工事遅延や顧客からの仕様変更要請などにより納品スケジュールが後倒しとなる案件がありました。
光学装置の受注高は17億92百万円(前年同四半期比439.8%増)、売上高は12億71百万円(同54.4%減)となりました。
(電子部品装置・その他装置)
電子部品業界では、加飾、医療分野及びSAWフィルタに係る装置を受注しました。新規市場の開拓を継続的に行うとともに、顧客との共同開発やサンプル成膜依頼に積極的に取り組むことを通じて受注獲得に努めました。売上に関しては、顧客工場の建設遅延により納品スケジュールが後倒しとなる案件がありました。
電子部品装置・その他装置の受注高は12億92百万円(前年同四半期比111.1%増)、売上高は3億71百万円(同25.3%増)となりました。
②サービス事業
サービス事業につきましては、ユーザーに対する定期的な稼働状況確認により、潜在ニーズの掘り起こしに努めるとともに、顧客の生産性向上提案を推進し、装置の改造・修理や消耗品の販売に努めました。
サービス事業の売上高は8億23百万円(前年同四半期比9.9%減)、セグメント利益は1億52百万円(同41.7%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して4億48百万円減少し、48億48百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金支出は1億39百万円(前年同四半期は1億69百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益7億8百万円、減価償却費1億54百万円、前受金の増加1億11百万円などの獲得はあったものの、棚卸資産の増加5億1百万円、売上債権の増加2億68百万円、法人税等の支払2億36百万円、仕入債務の増加2億12百万円などの支出があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金支出は49百万円(前年同四半期比61.0%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得48百万円などの支出があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金支出は3億38百万円(前年同期比9.6%減)となりました。これは主に、社債の発行4億40百万円、長期借入金1億円などの収入はあったものの、社債の償還4億50百万円、配当金の支払額3億73百万円などの支出があったことによるものです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億86百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。