当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1)経営成績の分析
当社グループの主力市場である米国及び欧州の当第2四半期連結累計期間の経済は、米国では、労働市場の回復を背景にした個人消費の底堅い成長が持続したことに加えて、設備投資の回復も明確になったことにより、景気は緩やかな拡大が持続しました。英国は、EU離脱交渉の不確実性が残る中、個人消費の減速により、景気の拡大ペースは鈍化してきました。その他欧州は、雇用情勢の改善を受けた個人消費が堅調に推移したことに加えて、投資の回復も加わり、景気の拡大基調がユーロ圏のほぼ全域に広がってきました。
このような環境の中で当社グループは、米国及び欧州とも販売網の拡充や需要が増加したことにより、ミニショベル、油圧ショベル及びクローラーローダーの当第2四半期連結累計期間の販売台数は、前年同期に比べ増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は523億3千6百万円(前年同期比12.2%増)になりました。
利益面につきましては、販売台数は増加しましたが、円高によりポンド建て売上の円換算額が減少したこと及び未実現利益額の影響により、営業利益は82億6千9百万円(同15.3%減)となりました。経常利益は、前年同期に比べ為替差損が減少したことにより83億6千1百万円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金費用を25億7千2百万円計上したことなどにより57億8千8百万円(同6.0%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
日本では、欧州向けミニショベルの販売台数が増加したことにより、売上高は181億5千2百万円(前年同期比15.3%増)、セグメント利益は販売子会社向けの売上高が減少したことに加えて、円高によりポンド建て売上の円換算額が減少したことにより57億9百万円(同8.6%減)となりました。
② 米国
米国では、ミニショベル、油圧ショベル及びクローラーローダーの販売台数が増加したことにより、売上高は259億1千2百万円(前年同期比9.8%増)、セグメント利益は日本からの製品仕入価格の値上げの影響により8億6千5百万円(同44.0%減)となりました。
③ 英国
英国では、円高でポンド建て売上が為替の影響を受けましたが、ミニショベル及び油圧ショベルの販売台数が増加したことにより、売上高は55億7千1百万円(前年同期比13.5%増)、セグメント利益は2億9千3百万円(同52.2%増)となりました。
④ フランス
フランスでは、ミニショベル及び油圧ショベルの販売台数が増加したことにより、売上高は26億1千万円(前年同期比31.2%増)、セグメント利益は2億5百万円(同66.5%増)となりました。
⑤ 中国
中国では、油圧ショベルの販売台数が減少したことにより、売上高は8千9百万円(前年同期比76.1%減)、セグメント利益は日本への部品の供給が増加したこと及び貸倒引当金の戻入などがあったことにより、2億2千9百万円(同274.8%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ70億1千6百万円増加し、901億1百万円となりました。これは主に、たな卸資産が62億2千8百万円減少しましたが、現金及び預金が31億7千5百万円増加及び受取手形及び売掛金が106億8千7百万円増加したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ30億6千9百万円増加し、260億7千4百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が29億9千7百万円増加したことによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ39億4千6百万円増加し、640億2千6百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が57億8千8百万円増加しましたが、配当金の支払により12億4千1百万円減少及び為替換算調整勘定が5億6千2百万円減少したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ31億6千9百万円増加し、268億2百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間(平成29年3月1日から平成29年8月31日まで)における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は60億1千7百万円(前年同期比31億6千万円増加)となりました。
これは主に、売上債権の増加額109億2千9百万円などの支出がありましたが、税金等調整前四半期純利益83億6千1百万円、たな卸資産の減少額55億6千2百万円及び仕入債務の増加額34億6千9百万円などの収入によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は6億6千万円(前年同期比3億5百万円減少)となりました。
これは主に、投資有価証券の取得による支出3億円及び有形固定資産の取得による支出2億8千1百万円などの支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は12億4千7百万円(前年同期比18億6百万円減少)となりました。
これは主に、配当金の支払額12億4千万円などの支出によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、4億4千万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。