当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当社グループの主力市場である米国及び欧州の当第3四半期連結累計期間の経済は、米国ではハリケーンの影響による一時的な鈍化が見られたものの、労働市場の回復を背景にした個人消費の底堅い成長が持続したことに加えて、設備投資の回復も明確になり、景気の拡大が続きました。英国は、EU離脱交渉の不確実性を残しながらも、雇用は回復基調となり、物価水準も上昇傾向にあるなど、足元の景気動向は強含みで推移しております。その他欧州は、雇用情勢の改善を受けた個人消費が堅調に推移したことに加えて、設備投資が回復するなど、景気の拡大基調がユーロ圏のほぼ全域に広がりました。
このような環境の中で当社グループは、米国及び欧州で高まる需要を追い風に、販売網を拡充して積極的な販売活動を展開したこと等により、ミニショベル、油圧ショベル及びクローラーローダーの当第3四半期連結累計期間の販売台数は、前年同期に比べ増加しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は742億9百万円(前年同期比12.0%増)となりました。利益面につきましては、原材料価格の上昇、研究開発費の増加等により、営業利益は112億9千2百万円(同3.3%減)となり、経常利益は114億8千7百万円(同14.2%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金費用を35億8千3百万円計上したこと等により79億4百万円(同19.6%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
日本では、欧州向けミニショベルの販売台数が増加したこと等により、売上高は250億2千6百万円(前年同期比8.0%増)となりました。セグメント利益は、主要な外国通貨の為替相場が総じて円安に推移したこと等により、86億9千3百万円(同1.2%増)となりました。
② 米国
米国では、ミニショベル、油圧ショベル及びクローラーローダーの販売台数が増加したこと等により、売上高は365億7千2百万円(前年同期比11.0%増)となりましたが、セグメント利益は日本からの製品仕入価格の値上げの影響等により11億1千8百万円(同46.6%減)となりました。
③ 英国
英国では、円高でポンド建て売上が為替の影響を受けましたが、ミニショベル及び油圧ショベルの販売台数が増加したこと等により、売上高は88億4千3百万円(前年同期比27.0%増)、セグメント利益は4億8千6百万円(同66.6%増)となりました。
④ フランス
フランスでは、ミニショベル及び油圧ショベルの販売台数が増加したこと等により、売上高は36億7百万円(前年同期比31.1%増)、セグメント利益は2億7千1百万円(同71.1%増)となりました。
⑤ 中国
中国では、油圧ショベルの販売台数が減少したこと等により、売上高は1億5千9百万円(前年同期比62.4%減)、セグメント利益は日本への部品の供給が増加したこと及び貸倒引当金の戻入などがあったこと等により、3億1千万円(同103.2%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ65億5千2百万円増加し、896億3千8百万円となりました。これは主に、たな卸資産が49億1千7百万円減少しましたが、現金及び預金が70億4千2百万円増加し、受取手形及び売掛金が39億8千3百万円増加したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ2億5千1百万円増加し、232億5千7百万円となりました。これは主に、未払法人税等が2億3千2百万円減少しましたが、支払手形及び買掛金が6億4千6百万円増加したことによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ63億円増加し、663億8千1百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が79億4百万円増加しましたが、配当金の支払により12億4千1百万円減少し、為替換算調整勘定が3億3百万円減少したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、6億3千万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。