(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業部門では輸出の増加や省力化等の設備投資に支えられ、生産の増加基調に変化はなく、企業収益についても改善傾向が持続しております。また、家計部門においても緩やかな回復基調が持続する等、景気は回復基調にあります。内需では、設備投資は、人手不足を背景とした合理化・省力化投資等を中心に持ち直しておりますが、個人消費は、賃金の伸び悩みや社会保険料の増加が重石となり、緩やかな回復ペースにとどまっております。外需では、世界景気の持ち直しを背景に輸出は堅調に拡大しており、インバウンド需要も訪日外客数が過去最高を記録する等、堅調に推移しております。しかしながら、外食産業においては、全体的な売上は増加基調にありますが、慢性的な人手不足により、引き続き厳しい状況が続いております。
このような情勢の中、当社グループとしては、お客様にとって満足度が高く、いち早くご相談・ご用命いただける会社として「ファーストコールマシナリー」になること、そして「信頼され、信頼に応えられる企業」を目指し、高付加価値製品の開発や、更なる販売体制の強化を行ってまいりました。
販売状況につきましては、主力製品である店舗向け小型ロボットや大型機をベースに、省力化・省人化をはじめとしたお客様のニーズに沿った営業活動を展開してまいりました。また、国内では、当社独自の展示会「スズモフェア」を、本社・営業所の各地域にて計画通り開催いたしました。海外では、アメリカ・ブラジル・UAE・香港等の大規模な国際展示会に参加し、寿司文化や当社機械のPRに努めました。
子会社では、株式会社セハージャパンは、アルコール系洗浄剤や離型油等の販売を積極的に展開し、Suzumo International Corporation(SIC)ならびにSuzumo Singapore Corporation(SSC)は、小型ロボットを中心に積極的な販売活動を行い、海外販売店との円滑な展開を収めました。
このような結果、当第3四半期連結累計期間における売上高合計は69億98百万円(前年同期比2.4%減)となりました。また、利益につきましては、営業利益10億68百万円(前年同期比9.1%減)、経常利益は10億73百万円(前年同期比8.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億20百万円(前年同期比20.1%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(米飯加工機械関連事業)
米飯加工機械関連事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は65億2百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益は10億61百万円(前年同期比8.7%減)となりました。
(衛生資材関連事業)
衛生資材関連事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は4億96百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は6百万円(前年同期比47.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3億17百万円増加し118億99百万円となりました。これは主に、無形固定資産が61百万円、有形固定資産が55百万円減少した一方で、現金及び預金が4億24百万円増加したことなどによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ3億27百万円減少し18億34百万円となりました。これは主に、未払法人税等が1億75百万円、買掛金が78百万円、賞与引当金が65百万円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ6億45百万円増加し100億65百万円となりました。これは主に、利益剰余金が配当金の支払により90百万円減少したこと、および親会社株主に帰属する四半期純利益により7億20百万円増加したことなどによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は38百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。