(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、鉱工業生産には持ち直しの兆しが見られ、また家計部門が堅調に推移する等、景気の回復基調が持続しました。内需では企業収益が堅調な中、設備投資は人手不足を背景とした省力化投資等を中心に増加基調となりました。個人消費については、雇用・所得環境の改善により回復基調となりました。外需では、輸出は増加基調が続く見通しながら、米国トランプ政権の保護主義への傾斜とそれに伴う貿易摩擦の激化が懸念される状況です。
外食産業につきましては、全体的な売上は引き続き増加基調にありますが、人手不足は慢性化しており、引き続き厳しい状況が続いております。
このような情勢の中、当社グループとしては、お客様にとって満足度が高く、いち早くご相談・ご用命いただける会社として「ファーストコールマシナリー」になること、そして「信頼され、信頼に応えられる企業」を目指し、高付加価値製品の開発や、更なる販売体制の強化を行ってまいりました。
販売状況につきましては、主力製品である店舗向け小型ロボットや大型機をベースに、省力化・省人化をはじめとしたお客様のニーズに沿った営業活動を展開してまいりました。また、国内では、当社独自の展示会「スズモフェア」を中心に各種展示会を計画通り開催いたしました。海外につきましては、寿司文化の浸透を世界に働きかけるため、大規模な国際展示会に参加するとともに海外販売店との円滑な展開を収めました。
子会社では、株式会社セハージャパンは、アルコール系洗浄剤や離型油等の販売拡大を積極的に展開し、Suzumo International Corporation(SIC)およびSuzumo Singapore Corporation(SSC)は、小型ロボットを中心に積極的な販売活動を行いました。
当第2四半期連結累計期間においては、主力の米飯加工機械関連事業における海外向け機械販売は、寿司やおにぎり等の米飯食文化の広がりを背景として概ね堅調に推移いたしました。しかしながら、国内向け機械販売は、外食を中心とした主要顧客の業績の不透明感の高まりにより、主要顧客の新規出店数が当初見込みより減少したことを主要因として機械販売台数が計画を下回ることとなりました。また、当第2四半期より販売を予定していた新規機械の開発が、顧客との仕様調整に想定よりも時間を要していることから、販売時期が来期にずれ込むことになりました。
このような結果、当第2四半期連結累計期間における売上高合計は39億40百万円(前年同期比15.5%減)となりました。また、利益につきましては、営業利益2億24百万円(前年同期比65.4%減)、経常利益2億27百万円(前年同期比65.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億55百万円(前年同期比64.4%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(米飯加工機械関連事業)
米飯加工機械関連事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は36億3百万円(前年同期比17.1%減)、営業利益は2億19百万円(前年同期比66.2%減)となりました。
(衛生資材関連事業)
衛生資材関連事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は3億36百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益は5百万円(前年同期比904.6%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ92百万円増加し132億13百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が1億9百万円減少した一方で、投資有価証券が94百万円、たな卸資産が55百万円増加したことなどによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1億40百万円増加し20億22百万円となりました。これは主に、買掛金が1億9百万円、未払法人税等が1億8百万円減少した一方で、退職給付に係る負債が2億55百万円、賞与引当金が1億9百万円増加したことなどによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ47百万円減少し111億91百万円となりました。これは主に、利益剰余金が配当金の支払により97百万円減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益により1億55百万円増加したことに加え、退職給付に係る調整累計額が1億62百万円減少したこと、その他有価証券評価差額金が63百万円増加したことなどによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ11百万円減少し、当第2四半期連結累計期間末には65億98万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額1億71百万円、仕入債務の減少1億8百万円等による資金の減少はありましたが、税金等調整前四半期純利益2億27百万円、賞与引当金の増加1億9百万円、売上債権の減少1億9百万円等による資金の増加により、1億65百万円の資金の増加(前年同四半期連結累計期間に比べ3億10百万円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、無形固定資産の取得30百万円、有形固定資産の取得25百万円等による資金の減少により、62百万円の資金の減少(前年同四半期連結累計期間に比べ15百万円の増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額97百万円、リース債務の返済10百万円等による資金の減少により、1億7百万円の資金の減少(前年同四半期連結累計期間に比べ1百万円の減少)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は41百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。