第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)におけるわが国経済は、製造業は海外経済の回復に伴う輸出の増加などを背景に景況感が改善しましたが、非製造業は新型コロナウイルス感染症の影響が大きい対個人サービスや宿泊・飲食サービスが低迷するなど、企業の景況感は二極化が鮮明になりました。
 足元では、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進展しており、活動制限の緩和が本格化する中、今後は雇用所得環境が緩やかに回復し、個人消費の回復が期待される状況となっております。

このような環境の下、当第2四半期連結累計期間は、世界的な半導体や部材の供給不足により生産活動に影響を受けたものの、外食・小売業における省人化の動きは加速し、製品需要は非常に高い水準で推移しました。国内は、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が継続し、外食需要は厳しい状況が続いたものの、テイクアウトやデリバリーの拡大、省人化の動きが進み、大手回転寿司チェーンの寿司ロボットの入替やテイクアウト向けの寿司ロボットの製品需要が拡大いたしました。加えて、ご飯盛付けロボット(Fuwarica)は、ホテル、旅館、社員食堂といった新たな顧客層からの需要が広がっており、国内売上高は前年同四半期を上回りました。
  海外は、経済活動の正常化に向けた動きが進んでいる中で、人手不足が強まり、省人化ニーズがさらに高まりました。地域別では、北米や欧州において、外食事業者やスーパーマーケットの寿司ロボット需要が大幅に拡大し、海外売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、52億1百万円(前年同四半期比21.4%増)と前年同四半期を大きく上回る結果となりました。国内・海外別の売上高の内訳は、国内売上高が33億91百万円(同1.7%増)、海外売上高が18億10百万円(同90.5%増)となりました。
 

第2四半期連結累計期間の概況

 

前第2四半期連結累計期間

当第2四半期連結累計期間

増減額

増減率

 

(自 2020年4月1日

  至 2020年9月30日)

 (自 2021年4月1日
   至 2021年9月30日)

 

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

(%)

売上高

4,284

100.0

5,201

100.0

917

21.4

 

国内

3,333

77.8

3,391

65.2

57

1.7

 

海外

950

22.2

1,810

34.8

860

90.5

売上総利益

1,920

44.8

2,561

49.3

641

33.4

営業利益

180

4.2

634

12.2

454

252.0

経常利益

178

4.2

650

12.5

471

264.6

親会社株主に帰属する四半期純利益

117

2.7

475

9.1

358

306.3

 

利益面につきましては、売上高の増加により、売上総利益は25億61百万円(同33.4%増)、営業利益は6億34百万円(同252.0%増)、経常利益は6億50百万円(同264.6%増)と前年同四半期を大きく上回りました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、売上高の増加に加え、第1四半期連結会計期間に投資有価証券売却益39百万円を特別利益に計上したことにより、4億75百万円(同306.3%増)と前年同四半期を大きく上回りました。

 

 

   財政状態は、次のとおりであります。

(資産)
 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6億48百万円増加し153億43百万円となりました。これは主に、現金及び預金が6億70百万円増加、投資有価証券が40百万円増加した一方で、建物及び構築物(純額)が36百万円減少、受取手形及び売掛金が2億48百万円減少したことによるものであります。

 

(負債)
 当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1億95百万円増加し26億91百万円となりました。これは主に、流動負債のその他に含まれる未払金が33百万円減少した一方で、賞与引当金が1億23百万円増加したことによるものであります。

 

(純資産)
 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ4億53百万円増加し126億51百万円となりました。これは主に、利益剰余金が配当金の支払により1億28百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益により4億75百万円増加したこと、およびその他有価証券評価差額金が29百万円増加したことによるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ6億70百万円増加し、当第2四半期連結累計期間末には80億13百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額2億25百万円等による資金の減少はありましたが、税金等調整前四半期純利益6億89百万円、投資有価証券売却益39百万円等による資金の増加により、8億29百万円の資金の増加(前年同四半期に比べ6億2百万円の増加)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出24百万円、無形固定資産の取得による支出53百万円等による資金の減少等により、38百万円の資金の減少(前年同四半期に比べ2億85百万円の増加)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額1億28百万円等による資金の減少により、1億50百万円の資金の減少(前年同四半期に比べ10百万円の減少)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は70百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

(株式譲渡契約の締結)

当社は、2021年9月10日開催の取締役会において、当社が株式会社日本システムプロジェクトの全株式を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。