第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在していません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1) 経営成績の分析

(売上高・営業利益)

当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、精密減速機において産業用ロボット向けの高い需要が継続しましたが、建設機械向け油圧機器においては中国での需要が大幅に減少したことに加え、上海市の都市封鎖(ロックダウン)により中国子会社の操業が一時停止したこと等により、売上高は、前年同期比3,513百万円(△2.4%)減少し142,195百万円となりました。営業利益については売上高の減少に加え、原材料価格及び物流費の高騰等の影響を受け、同6,727百万円(△46.0%)減少し7,886百万円となりました。売上高営業利益率は5.5%となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりです。

 

① コンポーネントソリューション事業

コンポーネントソリューション事業の売上高は、前年同期比4,224百万円(△6.1%)減少し64,722百万円、営業利益は、同4,893百万円(△40.4%)減少し7,204百万円となりました。

精密減速機は、産業用ロボットや工作機械、半導体製造装置向けが好調であったことに加え、EV用リチウムイオン電池製造装置向けなどでも高い需要があったことから、売上高は前年同期比で増加となりました。

建設機械向け油圧機器は、中国市場において需要が大幅に減少したことに加え、上海市のロックダウンにより中国子会社の操業が一時停止したことにより、売上高は前年同期比で減少となりました。

 

② トランスポートソリューション事業

トランスポートソリューション事業の売上高は、前年同期比1,500百万円(△4.6%)減少し31,124百万円、営業利益は、同566百万円(△21.9%)減少し2,012百万円となりました。

鉄道車両用機器は、MRO(Maintenance, Repair, Overhaul)は堅調に推移したものの、国内及び海外市場において新車向け需要が低迷し、売上高は前年同期比で減少となりました。

航空機器は、民間航空機向けでは需要は回復基調となったものの、防衛省向けでの調達品納入遅延等により、売上高は前年同期比で減少となりました。

商用車用機器は、顧客の生産調整による減産の影響を受けたものの、東南アジア市場の回復により、売上高は前年同期並みとなりました。

舶用機器は、上海市のロックダウンの影響があったものの、造船・海運市場の高い需要により、売上高は前年同期並みとなりました。

 

③ アクセシビリティソリューション事業

アクセシビリティソリューション事業の売上高は、前年同期比3,608百万円(10.0%)増加し39,548百万円、営業利益は、同954百万円(△25.2%)減少し2,829百万円となりました。

自動ドア事業は、国内・海外ともに堅調に推移し、売上高は前年同期比で増加となりました。

 

④ その他

その他の売上高は、前年同期比1,397百万円(△17.0%)減少し6,801百万円、営業利益は、同945百万円(△93.4%)減少し67百万円となりました。

包装機は、製品売上・MROともに電子部品等の調達品納入遅延が継続したことにより、売上高は前年同期比で減少となりました。

 

 

(税引前四半期損失)

金融費用において、ハーモニック社の株価変動に伴う評価損16,580百万円を計上したこと等により、税引前四半期損失は5,674百万円(前年同期は税引前四半期利益108,465百万円)となりました。

また、前年同期比減益となった主な要因は前年同期においてハーモニック社の持分法適用除外に伴う評価益(金融収益)125,107百万円を計上していたこと、及び同社の株価変動に伴う評価損(金融費用)が前年同期比14,748百万円減少したことによります。

 

 

(親会社の所有者に帰属する四半期損失)

以上の結果、法人所得税費用△1,426百万円、及び非支配持分に帰属する四半期利益858百万円を差引いた親会社の所有者に帰属する四半期損失は5,106百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益68,056百万円)となりました。

また、基本的1株当たり四半期損失は42.56円(前年同期は基本的1株当たり四半期利益556.45円)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末 (2021年12月31日)

当第2四半期
連結会計期間末
(2022年6月30日)

増減額

資産

481,718

465,623

△16,095

負債

226,723

212,336

△14,387

資本

254,995

253,287

△1,708

 

 

 

① 資産

当第2四半期連結会計期間末の流動資産は272,923百万円、非流動資産は192,699百万円であり、その結果、資産合計は465,623百万円と前連結会計年度末比16,095百万円の減少となりました。主な増加要因は、棚卸資産の増加11,256百万円です。主な減少要因は、現金及び現金同等物の減少6,084百万円、営業債権の減少10,010百万円、ハーモニック社の株価変動に伴う資産の減少16,580百万円(売却目的で保有する資産の減少8,290百万円、及びその他の金融資産(非流動資産)の減少8,290百万円)です。

 

② 負債

当第2四半期連結会計期間末の流動負債は179,737百万円、非流動負債は32,599百万円であり、その結果、負債合計は212,336百万円と前連結会計年度末比14,387百万円の減少となりました。主な減少要因は、未払法人所得税の減少17,285百万円です。

 

③ 資本

当第2四半期連結会計期間末の資本合計は253,287百万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分合計は239,033百万円と前連結会計年度末比878百万円の減少となりました。主な増加要因は、在外営業活動体の換算差額の増加8,682百万円等によるその他の資本の構成要素の増加8,795百万円です。主な減少要因は、親会社の所有者に帰属する四半期損失5,106百万円、及び配当4,692百万円等による利益剰余金の減少です。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期
連結累計期間

(自 2021年1月1日 

2021年6月30日)

当第2四半期
連結累計期間

(自 2022年1月1日

2022年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

26,633

1,096

投資活動によるキャッシュ・フロー

65,775

△901

フリーキャッシュ・フロー

92,409

196

財務活動によるキャッシュ・フロー

△43,523

△10,297

 

 

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、営業活動により獲得した資金を、主に設備投資、及び配当金の支払に充てた結果、106,687百万円前連結会計年度末比6,084百万円の減少となりました。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,096百万円の資金の増加となりました。主な増加要因は、減価償却費及び償却費、営業債権の減少によるものです。一方、主な減少要因は、棚卸資産の増加、及び法人所得税の支払によるものです。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、901百万円の資金の減少となりました。主な減少要因は、有形固定資産及び無形資産の取得による支出によるものです。一方、主な増加要因は、敷金及び保証金の回収による収入によるものです。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、10,297百万円の資金の減少となりました。主な減少要因は、配当金の支払です。

 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5,409百万円です。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。