当第3四半期連結累計期間において、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大による当社グループの事業への影響については、今後も注視してまいります。
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による先行き不安が蔓延し、経済全般の鈍化が顕著となり、各業界において設備投資を手控える動きが続きました。日本経済においても、新型コロナウイルス感染症の収束が見えない状況が続き、設備投資に慎重な姿勢が見られるなど、先行きは不透明な状況にあります。
このような環境下、当社グループは、顧客ニーズに対応した製品開発と、主力製品の基礎研究を強化する取組みを行いました。また、社内システムの改善を推進し、生産効率の強化を実施しました。販売面においては、営業活動が制限を受ける中、ロボット関連製品の販売促進に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、連結売上高は1,608,658千円(前年同期比91.8%)、連結経常利益は258,417千円(前年同期比129.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は170,348千円(前年同期比131.4%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
製造工程の省人化、自動化設備導入の需要を背景に、ロボットハンド関連製品の拡販と半導体及び電子部品業界の需要取り込みを中心に営業活動を展開してまいりました。国内においても、新型コロナウイルス感染症拡大による先行き不安から、設備投資の縮小がありました。
この結果、売上高は1,171,370千円(前年同期比96.7%)となりました。営業利益については、243,298千円(前年同期比132.1%)となりました。
(韓国)
一般産業機器の自動化装置向けに、現地生産によるセカンドブランド製品の投入を行い、半導体製造装置業界や液晶関連設備業界に対してはユーザーニーズに対応した製品の投入を行いましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大による、大手企業の設備投資縮小の影響を受けました。
この結果、売上高は241,548千円(前年同期比73.8%)となりました。営業損失については、21,250千円(前年同期は営業損失24,880千円)となりました。
(中国)
新型コロナウイルス感染の対策により、経済活動は回復基調にありましたが、世界的な感染拡大の影響や、米中対立問題の長期化が懸念され、経済の先行き不安感が払拭できない状況となりました。
この結果、売上高は103,387千円(前年同期比100.6%)となりました。営業利益については、13,633千円(前年同期比66.6%)となりました。
(その他)
タイ国子会社においては自動化設備への拡販活動を行いました。タイ国周辺諸国では、半導体生産設備への拡販活動を推進するとともに、タイ国内では食品業界及び自動車関連設備への製品投入を積極的に行いました。また、米国子会社においては新型コロナウイルス感染症拡大が顕著となり、営業活動自粛の影響を受ける中、既存販売店への拡販活動を行いました。
この結果、売上高は92,352千円(前年同期比83.5%)となりました。営業利益については、5,777千円(前年同期比86.7%)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末において、流動資産は前連結会計年度末に比べ130,851千円増加し、2,873,945千円となりました。これは主として、現金及び預金が180,133千円、製品が17,700千円、仕掛品が15,921千円増加したのに対し、電子記録債権が93,377千円減少したことによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ54,028千円減少し、2,236,915千円となりました。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ76,822千円増加し、5,110,861千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ27,190千円減少し、273,394千円となりました。これは主として、支払手形及び買掛金が13,926千円、未払法人税等が39,235千円、賞与引当金が22,081千円増加したのに対し、流動負債「その他」が102,434千円減少したことによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ2,822千円増加し、154,777千円となりました。これは主として、退職給付に係る負債が3,536千円増加したことによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ24,368千円減少し、428,172千円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べ101,191千円増加し、4,682,688千円となりました。これは主として利益剰余金が108,362千円増加したことによります。
その結果、自己資本比率は91.1%となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は90,070千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。