第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における日本経済は、先行きに不透明感はあるものの企業収益や雇用情勢の改善を背景に緩やかな回復基調が続きました。世界経済につきましては、米国経済は雇用情勢や個人消費の改善など内需が底堅く回復基調が続き、欧州経済も堅調な個人消費により緩やかな回復基調が続きました。中国をはじめ新興国経済は景気減速懸念から先行き不透明な状況が続きました。
  工業用ミシンにつきましては、繊維産業の集積地であった中国からその他のアジアや消費地に近い国々へ縫製拠点を移転させる動きが依然として継続しており、アジア市場や中米を含む米国市場での需要が引き続き堅調に推移いたしました。自動車部品を中心とするダイカスト部品につきましては、一部ばらつきが見られるものの総じて需要が底堅く推移いたしました。

このような環境のもとで、当第2四半期連結累計期間の売上高は97億57百万円(前年同四半期比17.2%増)となり、営業利益は10億27百万円(前年同四半期比11.0%増)、経常利益は為替差益の減少等により11億24百万円(前年同四半期比2.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は固定資産売却益の減少等により8億54百万円(前年同四半期比29.2%減)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(工業用ミシン)

工業用ミシンにつきましては、縫製産地の流動化に応じた販売戦略に努めたほか、高級機需要など市場ニーズへの対応を行った結果、売上高84億3百万円(前年同四半期比19.0%増)、営業利益13億69百万円(前年同四半期比18.6%増)となりました。

 

(ダイカスト部品)

ダイカスト部品につきましては、高品質を維持しつつ、昨年開業したベトナム拠点での生産を拡大した結果、売上高13億54百万円(前年同四半期比8.1%増)となりましたが、現状操業度が低く、営業利益1億64百万円(前年同四半期比39.3%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期の連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ4億56百万円増加し299億80百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べて2億87百万円増加し、218億22百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が6億26百万円、仕掛品が1億80百万円それぞれ増加し、商品及び製品が3億72百万円、現金及び預金が1億37百万円、有価証券が1億21百万円それぞれ減少したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて1億68百万円増加し、81億58百万円となりました。これは、投資その他の資産が1億15百万円、有形固定資産が56百万円それぞれ増加したことなどによります。

流動負債は、前連結会計年度末に比べて2億20百万円増加し、58億20百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が5億8百万円増加し、短期借入金が2億13百万円、その他流動負債が1億87百万円それぞれ減少したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ5億75百万円減少し、34億99百万円となりました。これは、長期借入金が3億3百万円、社債が2億26百万円それぞれ減少したことなどによります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて8億11百万円増加し、206億60百万円となりました。これは、利益剰余金が6億56百万円、為替換算調整勘定が2億12百万円それぞれ増加したことなどによります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前年同四半期連結累計期間末に比べ8億74百万円増加し、58億63百万円(前年同四半期末比17.5%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、12億81百万円(前年同四半期末比14.2%増)となりました。これは主に、売上債権の増加5億55百万円、法人税等の支払額2億46百万円などがあったものの、税金等調整前四半期純利益が11億44百万円、仕入債務の増加4億86百万円、減価償却費3億7百万円、たな卸資産の減少1億87百万円などによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、7億44百万円(前年同四半期末比1,904.7%増)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入10億86百万円、投資有価証券の償還による収入1億29百万円などがあったものの、定期預金の預入による支出15億43百万円、有形固定資産の取得による支出2億83百万円、投資有価証券の取得による支出1億24百万円などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、11億42百万円(前年同四半期末比28.6%増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4億19百万円、社債の償還による支出2億45百万円、短期借入金の純減少額2億20百万円、配当金の支払額1億98百万円などによるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間においては、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社企業グループ全体の研究開発活動の金額は、2億30百万円であります。