なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、企業収益や雇用情勢の改善を背景に緩やかな回復基調が続きましたが、国際情勢不安など先行き不透明感が残されております。世界経済につきましては、米国経済は雇用情勢や個人消費の改善など内需が底堅く回復基調が続き、欧州経済も金融緩和やユーロ安を追い風に緩やかな回復基調が続きました。中国をはじめ新興国経済は景気の減速懸念が増し先行き不透明な状況が続きました。
工業用ミシンにつきましては、繊維産業の集積地であった中国からその他のアジアや消費地に近い国々へ縫製拠点を移転させる動きが依然として継続しており、アジア市場や中米を含む米国市場での需要が引き続き堅調に推移いたしました。自動車部品を中心とするダイカスト部品につきましては、一部ばらつきが見られるものの総じて需要が底堅く推移いたしました。
このような環境のもとで、当第3四半期連結累計期間の売上高は145億96百万円(前年同四半期比19.2%増)となり、営業利益は18億33百万円(前年同四半期比36.2%増)、経常利益は20億69百万円(前年同四半期比10.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億65百万円(前年同四半期比8.7%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(工業用ミシン)
工業用ミシンにつきましては、縫製産地の流動化に応じた販売戦略に努めたほか、高級機需要など市場ニーズへの対応を行った結果、売上高125億53百万円(前年同四半期比21.3%増)、営業利益23億81百万円(前年同四半期比33.7%増)となりました。
(ダイカスト部品)
ダイカスト部品につきましては、高品質を維持しつつ、一昨年開業したベトナム拠点での生産を拡大した結果、売上高20億42百万円(前年同四半期比9.1%増)となりましたが、現状操業度が低く、営業利益2億24百万円(前年同四半期比34.6%減)となりました。
当第3四半期の連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ89百万円減少し、294億34百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて84百万円減少し、214億49百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が2億31百万円、仕掛品が1億65百万円、その他流動資産が95百万円それぞれ増加し、現金及び預金が4億2百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて5百万円減少し、79億84百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて2億80百万円減少し、53億19百万円となりました。これは、短期借入金が2億83百万円、その他流動負債が2億30百万円それぞれ減少し、支払手形及び買掛金が1億85百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ9億81百万円減少し、30億93百万円となりました。これは、長期借入金が4億7百万円、その他固定負債が3億63百万円、社債が2億22百万円それぞれ減少したことなどによります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて11億72百万円増加し、210億21百万円となりました。これは、利益剰余金が15億92百万円増加し、為替換算調整勘定が3億80百万円減少したことなどによります。
当第3四半期連結累計期間においては、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間における当社企業グループ全体の研究開発活動の金額は、3億52百万円であります。