なお、重要事象等は存在しておりません。
当第1四半期連結累計期間における日本経済は、急激な円高の進行や不安定な海外情勢などを背景に、企業収益や個人消費に停滞感が強まり、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。世界経済につきましては、米国経済は雇用情勢や個人消費が堅調に推移し回復基調が続きました。欧州経済は緩やかな回復が続いたものの政情不安等による先行き悪化が懸念されます。中国経済は景気の減速感が鮮明となり、新興国経済も一部持ち直しの動きが見られるものの先行き不透明な状況が続きました。
工業用ミシンにつきましては、繊維産業の集積地であった中国からその他のアジアや消費地に近い国々へ縫製拠点を移転させる動きが継続しており、特にアジア市場を中心に需要が堅調に推移いたしました。自動車部品を中心とするダイカスト部品につきましては、一部にばらつきが見られるものの総じて需要が底堅く推移いたしました。
このような環境のもとで、当第1四半期連結累計期間の売上高は55億12百万円(前年同四半期比16.6%増)となり、営業利益は9億35百万円(前年同四半期比77.4%増)、経常利益は円高により外貨建資産の評価替による為替差損が発生したことなどから5億37百万円(前年同四半期比15.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億99百万円(前年同四半期比4.1%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(工業用ミシン)
工業用ミシンにつきましては、縫製産地の流動化に応じた販売戦略の展開に努めたほか、高級機種需要など市場のニーズに対応した生産体制の整備をした結果、売上高47億84百万円(前年同四半期比19.4%増)、営業利益11億8百万円(前年同四半期比56.3%増)となりました。
(ダイカスト部品)
ダイカスト部品につきましては、販路の拡大に向けた販売活動を行い需要が底堅く推移した結果、売上高7億27百万円(前年同四半期比1.4%増)、営業利益1億7百万円(前年同四半期比14.8%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ10億70百万円減少し、281億67百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて5億87百万円減少し、210億6百万円となりました。これは、商品及び製品が5億32百万円、その他流動資産が93百万円それぞれ減少し、原材料及び貯蔵品が1億3百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて4億82百万円減少し、71億61百万円となりました。これは、有形固定資産が4億37百万円減少したことなどによります。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて6億73百万円増加し、62億34百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が1億89百万円、その他流動負債が5億円それぞれ増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ5億93百万円減少し、21億71百万円となりました。これは、長期借入金が5億9百万円減少したことなどによります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて11億49百万円減少し、197億61百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が12億1百万円減少し、利益剰余金が1億51百万円増加したことなどによります。
当第1四半期連結累計期間においては、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間における当社企業グループ全体の研究開発活動の金額は、95百万円であります。