第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における日本経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調となりましたが、米国の新政権への移行による為替相場の動向など景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。世界経済につきましては、米国経済は雇用・所得環境の改善で個人消費が底堅く推移し、欧州経済は英国のEU離脱問題が懸念されたものの緩やかな回復が続きましたが、中国をはじめ新興国経済の減速など先行き不透明な状況が続いております。

工業用ミシンにつきましては、繊維産業の集積地であった中国からその他のアジアや消費地に近い国々へ縫製拠点を移転させる動きが継続しており、バングラデシュやインドなどアジア市場を中心に需要が堅調に推移いたしました。自動車部品を中心とするダイカスト部品につきましては、一部にばらつきが見られるものの総じて需要が底堅く推移いたしました。

このような環境のもとで、当第3四半期連結累計期間の売上高は145億44百万円(前年同四半期比0.4%減)となり、営業利益は23億54百万円(前年同四半期比28.4%増)、経常利益は24億73百万円(前年同四半期比19.5%増)、法人税等の負担額の増加により親会社株主に帰属する四半期純利益は18億40百万円(前年同四半期比6.3%減)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(工業用ミシン)

工業用ミシンにつきましては、引き続き縫製産地の流動化に応じた販売戦略の展開に努めたほか、高級機種需要など市場のニーズに対応した生産体制を整備した結果、売上高は125億72百万円(前年同四半期比0.2%増)、営業利益は28億84百万円(前年同四半期比21.1%増)となりました。

 

(ダイカスト部品)

ダイカスト部品につきましては、販路の拡大に向けた販売活動を行い需要は底堅く推移いたしましたが、円高の影響により売上高は19億71百万円(前年同四半期比3.5%減)となり、営業利益はベトナム拠点の操業度の向上などにより2億64百万円(前年同四半期比17.9%増)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ28億66百万円減少し、263億71百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べて16億35百万円減少し、199億58百万円となりました。これは、商品及び製品が5億93百万円、受取手形及び売掛金が5億81百万円、現金及び預金が4億4百万円、それぞれ減少したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて12億30百万円減少し、64億13百万円となりました。これは、有形固定資産が10億60百万円減少したことなどによります。

流動負債は、前連結会計年度末に比べて5億2百万円減少し、50億58百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が9億27百万円減少、短期借入金が2億83百万円増加したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて6億32百万円減少し、21億32百万円となりました。これは、長期借入金が4億92百万円、社債が2億1百万円それぞれ減少したことなどによります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて17億30百万円減少し、191億80百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が29億53百万円減少し、利益剰余金が13億44百万円増加したことなどによります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間においては、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社企業グループ全体の研究開発活動の金額は、2億66百万円であります。