第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間における日本経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続きましたが、米国の政策動向や地政学的リスクの高まりなどにより景気の先行きは不透明感が残されております。
 世界経済につきましては、米国経済は雇用情勢の改善や個人消費が底堅く推移し、欧州経済も緩やかな回復が続きました。中国をはじめ新興国経済は持ち直しの動きが見られました。
 工業用ミシンにつきましては、繊維産業の集積地であった中国からその他のアジアを中心に縫製拠点を移転させる動きが継続しておりますが、アジア市場や米州市場における需要は前年同四半期に比べ低調に推移いたしました。自動車部品を中心とするダイカスト部品につきましては、需要は概ね緩やかに推移いたしました。

このような環境のもとで、当第1四半期連結累計期間の売上高は44億18百万円(前年同四半期比19.8%減)となり、営業利益は6億72百万円(前年同四半期比28.1%減)、経常利益は為替差益の計上などにより7億40百万円(前年同四半期比37.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億75百万円(前年同四半期比19.2%増)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(工業用ミシン)

工業用ミシンにつきましては、縫製産地の流動化に応じた販売戦略の展開やコストダウンに努めましたが、売上高は37億4百万円(前年同四半期比22.6%減)、営業利益は9億15百万円(前年同四半期比17.4%減)となりました。

 

(ダイカスト部品)

ダイカスト部品につきましては、販路の拡大に向けた販売活動を行い需要は概ね緩やかに推移したものの、円高の影響により売上高は7億14百万円(前年同四半期比1.8%減)、営業利益は86百万円(前年同四半期比19.8%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ4億16百万円減少し、280億52百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べて2億28百万円減少し、213億75百万円となりました。これは、原材料及び貯蔵品が2億6百万円、受取手形及び売掛金が1億41百万円それぞれ減少し、商品及び製品が1億58百万円増加したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて1億87百万円減少し、66億77百万円となりました。これは、有形固定資産が1億73百万円減少したことなどによります。

流動負債は、前連結会計年度末に比べて4億76百万円減少し、48億98百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が3億30百万円、その他流動負債が2億40百万円それぞれ減少し、短期借入金が1億98百万円増加したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて3億53百万円増加し、21億97百万円となりました。これは、長期借入金が3億65百万円増加したことなどによります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2億93百万円減少し、209億56百万円となりました。これは、為替換算調整勘定が4億89百万円減少し、利益剰余金が2億27百万円増加したことなどによります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間においては、当社企業グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における当社企業グループ全体の研究開発活動の金額は、1億7百万円であります。